フランス人女性が署名、夜の女王が咲く

 5月12日(日)は、阿波市の林公民館の日本語講座に参加した。この日はテキスト「標準日本語 下」の第12課「李さんは森さんより若いです」を学んだ。比較の言葉の練習であった。3人の中国人のうち、一人は日本語が上手なので、私の下手な説明をうまく中国語に翻訳してくれるので助かる。
 13日(月)の午前中は、徳島健生病院で腹部エコー検査を受診した。毎年1回実施している。検査結果は22日の内科受診で教えてもらう。午後からは、徳島大学中国語講座に参加した。この日はテキスト「中国語で巡る『漢詩』と『三国志』の旅」の第9課「赤壁」、第10課「白帝城」を学んだ。出てきた詩は「赤壁」・杜牧と「早発白帝城」・李白で、両詩とも大変有名な詩である。ネットで探した李白の早発白帝城を以下に掲載する。
早発白帝城
朝辞白帝彩雲間
 千里江陵一日還
両岸猿声啼不住
軽舟已過万重山
『早発白帝城』の書き下し文
つとに白帝城を発す
朝あしたに辞す 白帝 彩雲の間かん
千里の江陵 一日にして還る
両岸の猿声 啼いて尽きず
軽舟 すでに過ぐ 万重の山
『早発白帝城』の現代語訳
朝早く白帝城を発つ
早朝美しい朝焼けの雲間にある白帝城に別れを告げ
千里のかなたにある江陵にたった一日で戻る
長江の両岸からは猿の声が途切れることなく
船は軽々と幾重にも重なる山を通り抜けた
 この日の晩、夜の女王が30センチほどの大輪を咲かせた。見事なものである。まだ30輪ほどの蕾があり、大輪柱も10輪余りの蕾が大きくなってきている。楽しみだ。
15日(水)は日中友好協会の中国語に参加した。この日はテキスト「起きてから寝るまで中国語表現1000」の第8課「趣味」の単語と短文を学んだ。
 16日(木)は四国大学の「中国漢詩紀行 晩唐の詩人 杜牧・李商陰」の講座に参加した。この日は、杜牧の「題烏江亭」・「赤壁」・「隋宮春」・「題宣州開元寺水閣」・「泊秦淮」・「漢江」・「汴河阻凍」の7首であったが、説明が早いので十分には理解しがたかった。これらの詩はすべて「杜牧詩選」(岩波文庫)に収められているので。帰宅してからじっくり味わった。
 18日(土)は朝から用事があって忙しかった。用事を済ませて9時半からきのこハウスの理事会に参加した。6月の総会に向けての議案書を討議した。終わって午後から、守大助の会の徳島駅前行動と役員会に参加した。この日の一番の出来事は宣伝・署名の終わり掛けのころに、一人の外国人女性がじっと私たちの横断幕を見ていることだった。川上事務局長がチラシを渡したが、日本語がわからないということだった。女性はスマホの翻訳機能を利用して話しかけてきた。どんな活動をしているのかということだった。説明が通じたのか、仙台地裁に提出する再審開始を求める署名にサインしてくれた。フランス人だった。大感謝。
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 15日午後には、徳島健生協の健康班会「高齢者の栄養と食事について」に連れ合いと参加したことを書き忘れていたので追加する。