ハス、武侯祠(成都)

 庭仕事をして、少しばかり力を使ったので、腰の痛みが増してきた。しばらくはゆっくりしなければいけない。昨晩は、夜の女王が3輪咲いた。まだまだ蕾がたくさんあるのでこれからも楽しみだ。

 20日(月)は徳島大学中国語講座があり、参加した。今回はテキストの「中国語で巡る『漢詩』と『三国志』の旅」の第11課「武侯祠」を学んだ。武侯祠(成都市)と言え劉備の軍師・諸葛孔明である。武侯祠には2012年5月28日から6月2日まで、「九塞溝・黄龍成都楽山大仏」というツアーに参加して行ったことがある。当時のことはブログにくわしく書いた。テキストでは杜甫の「蜀相」という詩が掲載されている。ネットで検索したら、下記の文章が出てきたので借用する。

『蜀相』の原文

丞相祠堂何處尋

錦官城外柏森森

映階碧草自春色

隔葉黄鸝空好音

三顧頻煩天下計

兩朝開濟老臣心

出師未捷身先死

長使英雄涙満襟

『蜀相』の書き下し文

丞相の祠堂(しどう)何(いず)れの処(ところ)にか尋ねん

錦官(きんかん)城外 柏(はく)森森(しんしん)

階(かい)に映ずる碧草(へきそう)自(おのずか)ら春色

葉を隔つる黄鸝(こうり)空しく好音(こういん)

三顧(さんこ)頻煩(ひんぱん)なり天下の計

両朝開済(かいさい)す老臣の心

出師(すいし)未だ捷(か)たざるに身先ず死し

長(とこし)えに英雄をして涙襟(えり)に満たしむ

『蜀相』の現代語訳

蜀の丞相(諸葛孔明)を祭るほこらはどこにあるのだろう。

錦官城外の柏の木々がうっそうと茂るあたりだ。

きざはしに映る草の緑には春の気配があり、

枝葉の向こうを飛び交うウグイスがむなしく美声を響かせる。

劉備三顧の礼孔明の天下の計を求め、

孔明は老いてなお劉備劉禅の蜀に仕えた。

対魏戦に出兵するも勝利の前にその身は斃(たお)れ、

英雄たちは皆涙で襟を濡らす。

 昨日は我が家で会議があり、午後からメダカを飼う資材を求めて藍住町コーナンに行ってきた。ついでに徳島市応神町の「花みどり」に立ち寄ったらハスを売っていたので買ってきた。どんな花が咲くか楽しみだ。

B型肝炎訴訟は全国B型肝炎訴訟弁護団にご相談を!

●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!