26日(水)は朝から忙しかった。午前中は会議。午後からは四国大学で「中国漢詩紀行李白の詩を読む」の講座があった。この日の李白の詩は、「臨洛県令の皓弟に贈る」、「雪に対して従兄虞城の宰に献ず」、「王倫に贈る」、「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る」、「魯郡の東の石門にて杜二甫を送る」、「荊門を渡りて送別す」、「覇陵行送別」、「友人を送る」、「張舎人の江東に之くを送る」と9首もあった。1時間半の講義では、これだけの詩はとても私の頭では消化しきれない。
 そのあとは、陽光学院で中国語があり、くたびれた。木・金は我が家で雑用と中国語の予習。
 昨日(10月29日)は、徳島弁護士会主催の「大崎事件と再審法改正講演会」が開かれ、守大助の会から7名が参加した。大崎事件の弁護を長年担当している、鴨志田祐美弁護士が講演を行い、この事件が冤罪であり、そのため原口アヤ子さんが43年もの間、犯人とされて大事な人生を苦しめられていることが紹介された。現在、第4次再審請求を申し立てている。 
  また、青木恵子さん(東住吉事件)、西山美香さん(湖東記念病院事件)も冤罪被害者として、自身の経験を語った。  
 しかし、二人とも前を向いて生活し、冤罪をなくすために桜井さんらと力を合わせて、活動していることに感心した。再審法改正の必要性を改めて認識させられた。

 我が家の月下美人や満月美人など多くの花が夜を楽しませてくれたが、今年もこれで終わりだろう。まだつぼみはあるが、寒くなってもう咲かないだろう。

 「南島抒情」(外間守善仲程昌徳 1974年4月 角川選書)を読んだ。ユーチューブを見ていて、たまたま沖縄の歌手の歌が出てきた。ネーネーズ、ビギン、喜納昌吉夏川りみなどなど。そこで思い出したのが「南島抒情 琉歌百選」であった。表紙には「沖縄の心と自然をうたいあげる多彩な琉歌の世界」と書かれていた。歌がかかれその横に、琉球語のルビが振られている。しかし、そのルビとて正確な琉球語の発音ではないだろう。とにかく発音するのが難しい。例えば紹介すると、下のような塩梅だ。

 「歌意」恩納岳の向こうに、恋人の生まれた村がある。山もおしのけて、こちらがわにひきよせたいものだ。
●ロシアのウクライナ侵略は、国際法に反するもので、ロシア軍が直ちに撤退することを要求する!
B型肝炎訴訟は全国B型肝炎訴訟弁護団にご相談を!
●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!
富士茂子遺歌集(埋み火 1984.4 柏原千恵子編)
 盆
〇つきまとう検事の目さえ知らざりき七年前の盆の踊りに
〇それとなく踊りの群れにまじりいしするどき眼つきは検事なりしか
〇白歯むきて嘲笑いたる人の群顔のいくつがくずれ重なる
〇ひかれゆく背に赤々入り際の燃ゆる陽を強く感じておりき