踏んだり蹴ったり、「野菊とバイエル」

 踏んだり蹴ったりである。8日(金)阿波高校前での赤紙配布を連れ合いらと行った後、車が動かなくなった。ロードサービスを呼んで応急措置を講じてどうにか動けるようにしてもらった。自動車屋に行くとバッテリーの交換が必要で、12,000円の出費になった。またカーコンポの調子が悪く(カーナビ機能は数年前から使えない)USB・CDも使えなくなった。オートバックスに行って買い替えることになった。45,000円ほどかかるという。ところがである。今朝、車を動かそうとするとまたエンジンが掛からないではないか。仕方がなくオートバックスの予約をキャンセルすることにした。ところがである、娘がネットでエンジンが掛からない原因を調べると、私の操作上のミスが判明した。レバーの位置が悪くて掛からなかったようだ。何とかなったので、またまたオートバックスに電話して、予約のキャンセルのキャンセルをしてもらった。
 5日(火)と7日(木)は林小学校で日本語教育の補助を行った。今日は林公民館で阿波日本語教育の日であったが、風邪気味のため参加を見合わせることにした。
  6日は、風呂場のシャワーのお湯がなかなか出ないため、業者に見てもらった。2分も3分もなかなかお湯が出てこないのである。応急措置をしてもらって部品の交換をすることになった。どうやらメーカー側の問題で、費用はいらないということであった。
 干刈あがたの「野菊とバイエル」(集英社文庫)を読んだ。2006年にモウラという古書店(今はもうない)で、「ウホッホ探検隊」「アンモナイトをさがしに」「樹下の家族・島唄」「黄色い髪」「ゆっくり東京マラソン」と一緒に買った。干刈あがたは2006年にエラブに行った時、従妹の連れ合いが教えてくれたものだ。著者の両親は私と同じで沖永良部島出身である。1943年生まれで1992年に胃がんで亡くなった。作家としては10年ほどの短い活動であった。本書は作者が住んだ東京の青梅市の様子が出てくる。町の様子は私が住んだ大田区馬込とそれほど違わない。たくさん出てくる小動物や景色を見ていると、懐かしさがこみあげてくる。また着物の伸子(しんし)張りや布団の綿の入れ替えの様子なども、私の母もしていたのでよく理解された。干刈あがたの書いた「島唄」を従妹の連れ合いが勧めてくれたので、読む気になった。そこにはエラブの景色・人情が書かれていた。詳しくは、私の本「孺子の牛」(2008年5月)で紹介した。「島の仲間が集まるたびに、酒を飲み三味線をもって島の唄を歌い踊るのである。私たち夫婦の仲人をしてくれた小父さんがいて、この人は酒も好きだが、三味線も得意でよく聞かせてくれた。」
 年末には息子夫婦、長女一家が我が家に来るので、キッチン・廊下・12畳の書斎の大掃除をした。掃除機をかけて、水拭きをして、ワックスをかけたのだが、おかげでまた少しばかり腰痛が出てきた。そこで8日の自力整体は休むことにした。
 エプソンのプリンターを私の部屋の移動したのだが、どういうわけかスキャンしてみると画像がゆがんでしまっている。「没办法」である。お手上げ!

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