桜井昌司さんの死とエラブ島唄

 少しは体調も戻ってきた。
 布川事件の桜井昌司さんが亡くなったという知らせが、23日、水戸の娘から連絡があった。76歳だった。3前年、高知の守大助の会の総会に桜井さんが講師として来られ、徳島の会からもその話を聞きに行った。少し体が辛そうだったが、それでも自分のえん罪とえん罪をなくす活動について力強く話してくれた。もちろん自作の歌も紹介された。31日が葬式なので、弔文を書いて送った。桜井さんのえん罪根絶の活動は素晴らしいもので、国会でも自説を披露したことがあっただけに、誠に残念である。
  エラブに行った時、先田さんから「観賞用 シマウタ歌詞選集 沖永良部島」をいただいたが、我が家にもエラブの島唄のCDがあることを思い出したので、書架を調べてみた。出てきたのは「北風 ニイシブチ」「南ぬ風 ふぇーぬはじ」「沖永良部民謡集 2枚」(これは一昨年50年ぶりに復刻版がでた)「沖永良部民謡 2枚」「Kind ob Blue」(大山百合香 エラブ出身)の7枚であった。特に、「南ぬ風 ふぇーぬはじ」には先田さんが解説を書いている。CDを近頃は聞いたことがないが、今はこのCDを聞きながらこの文を書いている。
 「南ぬ風 ふぇーぬはじ」を見ると、「サンゴウ節」というのがあった。注釈には「西郷隆盛と現地妻、玉鶴の物語」と書かれていたので紹介する。




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