大輪柱、四国大学オープンカレッジ、歯も耳も

 24日(火)今年初めての大輪柱が咲いた。例年通りの時期に例年通り咲いて楽しませてくれる。夜の女王もひき続き咲いている。月下美人の蕾は、まだ2cmほどだ。

 25日(水)は陽光学院で中国語。最近は疲れが溜まっているうえに中耳炎もあるので、集中できない。

 26日(木)は四国大学のオープンカレッジの2回目に参加した。今回は、わたしの希望もあってか講師の先生は中国語で詩を読んでくれた。杜甫の「飲中八仙歌」と李白の「宮中行楽詞」のその一、「魯郡東石門送杜二甫」であった。二人は一緒に旅行したことがある。李白杜甫より11歳上で、杜甫にとっては憧れの存在であったようだ。この時期の旅行は、船、馬車が主なようであった。それでも広い中国大陸を動き回るのだからびっくりする。果たして李白は、生涯どれほどの距離を旅したのだろうか。次回からは李白の飲酒の詩を中心に講義がされるようだ。私は松浦友久先生の「李白詩選」(岩波文庫 1997年)を参考に持参しているが、他の受講生は何も持たない。皆さんたぶん、いろんな講義を渡り歩いているのだろうか。

 「漱石山脈」(長尾 剛 朝日新書 2018年)を読んだ。サブタイトルに「現代日本の礎を築いた『師弟愛』」と書かれている。なるほど漱石には多くの弟子がおり、その人脈の広さは素晴らしい。「木曜会」というものを作り、そこに多くの弟子が参集しいろんな議論を行っている。漱石の懐の深さを感じさせられた一冊である。漱石山脈に登らなかった人も紹介されており、藤村操(華厳の滝に入水自殺)、石川啄木、若い禅僧二人も登場する。

 今日(27日)は歯科検診をし、その後耳鼻咽喉科を受診した。なかなか治らない。中耳炎を起こすときちんと起立することができないため、身体が不安だ。

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