昨日午後(2月10日)、郷土文化会館で守大助さんを支援する徳島の会の第19回総会と学習会が行なわれた。
私は総会で下記のような冒頭あいさつを行った。
日頃は、守大助さんを支援する徳島の会の会員として、会員の皆さんには大変お世話になっています。
新年早々の能登地震と羽田空港での飛行機事故に加え、自民党派閥による裏金事件と、今年は大変な年の始まりでした。国政選挙でも地方選挙でも国民不在の政治を行う自公政権に、「退場」のレッドカードを突きつけましょう。
現在、全国には多くの大助さんを支援する会・守る会があり活動を続けています。しかし、コロナウイルスの世界的・日本的な流行はいまだに終息せず、私たちを含め多くの団体がその活動に制限を加えられています。残念ながら徳島の会も大きな活動制限が加えられています。今日の総会でも、川上事務局長が参加できないことはその一つの現れです。
さらに現在まで第二次再審開始請求がなされていないことは、徳島の会を含め全国各地の会の活動に支障を来たしています。
一昨年、昨年に続きこの時期、講師をお呼びしてお話しいただくのは不測の事態が起こる可能性も無視できないので、総会後に再度事件について学びなおそうと事件に関するDVDを視聴することにしています。また本日は、東住吉事件の青木惠子さんも一会員として参加されています。あとで発言をいただけると思います。
会の活動のマイナス面ばかり話しましたが、それでも私たちは540名という全国有数の会員の皆さんのご協力を得て、再審開始に向けて弁護士、全国の仲間と活動を続ける所存です。皆さん、よろしくお願いいたします。
守大助さんからのメッセージも紹介された。
大会議案書の提案は事務局長に替わり私が行なった。決算報告・予算案、会計監査報告、役員提案のすべてが満場一致で承認された。討論では、救援活動に若いころからかかわった会員から、運動の改善・発展に向けての発言、来年度の総会にはぜひ守裕子さんを招いてほしい、なんで5人の北陵クリニックの患者が被害にあったのか、その中身について質問があった。これらについては、次回役員会で検討することにした。
青木さんからは彼女がなぜえん罪支援にかかわっているか、それも支援者・弁護士がいないえん罪被害者、守大助さんを千葉刑務所に訪問した時の思いが語られた。
その後、場所を移して役員会の懇親会を駅前の眉山で行った。自己紹介もし、青木さんからは総会では聞けなかった苦労話(なんでえん罪支援にかわかっているかなど)を聞くことができ、私を含め役員皆さん大いに気持ちを新たにしたのではないか。
事務局長不在というアクシデントがありながらも、役員・会員のみなさんのおかげで、無事来年度に向けて進むことができた総会であった。
●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!