コロナで予定変更、「写真が語る銃後の暮らし」(ちくま新書)

 暑い日がまだまだ続いている。エラブに行く前に風邪をひき、4泊5日の旅行の予定が13泊14日になったおかげで、すべきことがたくさんたまっていた。それを仕上げるのに何日もかかり、なかなか疲れがとれない。これも高齢のためとあきらめるしかない。
 今日からある事業所に新規に採用された中国人に、日本語を教えることになっていた。(日本語を他人に教えたことは今までにない。準備を少ししていたのだが、危ういものである。)ところがである。家族にコロナ感染者が発生した。従って、教えることは中止、24日の徳島県医労連の学習会で、守大助の会を代表して支援の訴えをすることも、事務局長に変ってもらった。23日の文学書道館で行われる日中友好協会の中国語講座も不参加予定。コロナの影響は大である。家で蟄居していなければならない。
  19日(土)は守大助の会の役員会と徳島駅前での宣伝行動があった。会員数524名、仙台地裁あて署名480筆との報告があった。一番の報告は、8月2日に千葉刑務所に行き守大助さんとのを果たした3人の報告であった。大助さんとの面会は彼を励ますだけでなく、面会した個々人が「もっと力を入れて活動しよう」と励ましを受けるものとなっている。9月24・25日に千葉県九十九里白子温泉」で開かれる「北陵クリニックえん罪事件・関東学習会」には渡邊さんが参加の名乗りを上げてくれた。
 昨日(21日)はきのこハウスの理事会があり参加した。大きな議題は、10月8日に開催する予定の「第19回きのこまつり」の運営をどうするかであった。4年ぶりの開催なので準備が大変である。まつりの設営はもちろんであるが、人気商品のしいたけ販売、などなど課題が山積みである。

 「写真が語る銃後の暮らし」(太平洋戦争研究会 ちくま新書)を読んだ。戦時下の庶民生活を約350点の写真で振り返っている。著者の立場は「たとえいかなる敵基地攻撃能力を備えたところで、現代の戦争で国土と国民を完璧に護ることは不可能である。いま日本に望まれているのは敵基地攻撃能力の拡充よりも、話し合いによって戦争を回避する外交力の充実・拡充ではないだろうか。」という「はじめに」の中の一文に表されている。私もそう考える。以前、戦争当時の写真をカラー化したものを見たことがあるがその悲惨さは深刻で、軍備拡大を唱える人たちは自分はその被害の蚊帳の外にいる、自分は被害を受けない立場にいると考えているのだろう。こういう人に日本の政治は任されない。
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