連れ合いの誕生日、きょうされん署名行動、「JR上野公園駅」

 今日は連れ合いの誕生日。彼女も後期高齢者の仲間入りをしたが、相変わらず元気に走り回っている。金曜日にコロナワクチンの注射をした次女は、昨日は体調が悪かったが今日は大分回復したようだ。夜は、連れ合いのためにごちそうを作ってくれるだろう。
 そして2日は、茨城県議会議員選挙の告示日であった。長女の加那が3期目に挑戦をしている。水戸選挙区は6人定員で11人が立候補している、大激戦区だ。今回連れ合いは応援に行けないが、たくさんの方の支援のを得て当選してほしい。
 3日(土)は10時半から、徳島駅前できょうされんの国会に向けての第46次国会署名活動があった。障害者が安心して生活できるようにとの願いから、毎年実施している。私も参加した。
 柳美里の「JR上野駅公園口」を読んだ。帯には「全米図書賞受賞」と書かれている。天皇と同年に生まれた(1933年)主人公の、東北(福島県南相馬市)から出稼ぎに来て、最後は帰る場所を失って上野公園で朽ち果てた生涯である。主人公の地域の仏教様子が丁寧に書かれているが、今ではそんな地域の協同はすっかり廃れ果てている。天皇との対比がこの小説のリアリティを際立たせている。
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富士茂子遺歌集(埋み火 1984.4 柏原千恵子編)
 湯の音
〇おどけて手をとおすパジャマの冷さが睡魔に変るぬくもりを抱く
〇手を通すパジャマの肌にいどむかの酷寒の獄に十三度目の冬
〇話したき事山程と書き添える妹の賀状を夜にかみしめる
〇ことごとくかじかむ指よ昨夜来凍えし囚衣が干魚のごと
〇反省のなされしままの沈黙にくみすすぎゐる湯の個々の音
〇ままならぬこの一人居の気安さを心おきなくあじわいて寝る