素顔の魯迅、赤紙配布

 娘加那は茨城県議会議員選挙を頑張っているようだ。しかし、大変厳しい情勢だと赤旗が書いている。茨城県にお知り合いのある人のご支援をよろしくお願いします。
 5日(月)9時半から健生歯科を受診した。特に問題がないようで、次回は3月受診になる。午後からの徳大の中国語講座まで時間があったので、徳島城公園を散歩した。久しぶりで気持ちがよかった。
 徳大のこの日の講座は第10課「煙のない中国、道遠し」であった。中国は世界で最高のたばこの生産国であり消費国でもある。3億人を超える喫煙者がいる。毎年、100万人余りがたばこで命を落とし、このままいくと2030年には200万人を超える人、2050年には300万人を超える人が喫煙のために亡くなるという予測も出ている。この10課は「新華網」の2021年5月31日の記事をもとに書かれている。
  6日(火)我が家から見える高越山(阿波富士という別称がある)の頂上がうっすらと雪に覆われていた。寒いはずだ。毎年この時期には、お歳暮にワカメを送ることになっている。連れ合いの手伝いをしてワカメを箱に包装した。以前よりだいぶ減ってきた。送り先の人がだんだん亡くなってきているからである。
 この日福島の知人から「素顔の魯迅」という本が送られてきた。私が魯迅好き(中国語では魯迅迷」というのだろう)なのを知っているからであった。著者(大川純彦さんは1944年生まれ。東北大学文学部の修士課程を卒業し、長年教員をしている。)私に本を送ってきた人は、著者の母親が営んでいた仙台の下宿に住んでいた。そんな縁で著者と昵懇で私に本を送ってくれた。
 魯迅といえば日本で関係の深いのが仙台医専(今の東北大学医学部)で、魯迅はここで医学を学んでいた。そうしたことで仙台は魯迅研究が盛んなところである。著者は高校の時のサークルで魯迅を学んだようだ。大学でも魯迅を多くの学生たちと学んでいる。86ページには著者と魯迅の夫人であった許広平とのかかわりが紹介されている。1960年12月に郭沫若の揮ごうによる碑が建設され、翌年4月5日に除幕式が行われた(仙台博物館前庭)。碑の除幕式には許広平も参加し、当時高校生の著者が花束を贈呈したというのだ。魯迅好きになるはずだ。
 本書は、2015年から5年半ほど個人新聞のコラム欄に80編ほど書き綴られた。出版に至ったきっかけは、著者ががんを発症し余命は3か月から半年くらいと宣言され、急遽作られたという。長い間魯迅に親しみ、日記まで丹念に読んでいて、魯迅への思いが伝わってくる文章である。私のようなちゃらんぽらんな人間が、「孺子の牛」というブログを書き綴っているのとは雲泥の差である。
 「素顔の魯迅」1,000円 藤田印刷エクセレント 〒085-0042 釧路市若草町3-1 電話:0154-22-4165

今朝(8日)は81回目の太平洋戦争開始の記念日。多くの若者、市民、外国人がこの戦争で亡くなった。全国各地で赤紙を配り、戦争なくせ、戦争するなの声を上げている。徳島でも昼には徳島駅前で赤紙配布を行っている。朝は我が家の裏の阿波高校前で連れ合いらと赤紙配布をした。多くの高校生が受け取ってくれた。
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富士茂子遺歌集(埋み火 1984.4 柏原千恵子編)
ドラム打つ男
〇情勢に永く耐え来し子は吾と生活する心は毛頭もたずと
〇お母ちゃんと護送車の吾に呼びかけし声十年の耳にのこれり
〇疑心暗鬼になるもむりからずこの十年耐えて来し子等の苦労思えば
〇百貫の重荷さながら家もなき老の孤独の夜を見つめいる
〇情熱のはけばは此処とドラム打つ男力は囚人らを魅す