鴨、ガンダム、誕生日、アイヌ

 今日は「敗戦記念日」。私はどうも「終戦記念日」という言葉は使いたくない。今の自公政権とその積極的応援者である維新などの政党は、敗戦によって新たにできた日本が、日本・アジア諸国をはじめ何百万人もの多くの人々の死の上に築かれた「平和」であることを、無視ししている。「平和」を得るためには武器を手にもって闘い、相手を威嚇し続けなければ作れないと誤信している。
 8月8日から10日まで、娘は3人の孫を連れて福岡・大宰府に行ってきた。目的は福岡にできたガンダムの施設見学とガンダムの購入であった。そこには実物大20mほどのガンダムが展示されている。こんな大きなものに攻撃されたら人も建物もあっという間に消滅してしまう。娘から借金までして買って手に入れたガンダム(12体)に、3人は大満足であった。私には大宰府天満宮の「魔除けの鬼」を買ってきてくれた。今でも我が家にはこの鬼以上の強い存在があるのにとは思ったが、感謝である。

 10日(水)は陽光学院と耳鼻科受診、11日(木)には千葉刑務所の守大助さんにハガキを書いた。12日は雑用。13日は連れ合いの実家の墓参り。墓は我が家からすぐ近くにあるのだが、暑いので車で行ってきた。年4回ほどお参りしている。
 私の家事担当の一つにゴミ出しがある。近くのゴミ集積所まで持っていくのだが、先日紹介したとおり途中で仲良く並んでいる3羽の鴨に出会う。ところが今日は見えない。いつものところには羽がたくさん散らばって、道路には赤黒い色がついていた。猫にでもやられたのだろうか。楽しみが減った。

 14日(日)は次女の誕生日。手巻き寿司とケーキ、みなさん大喜びであった。孫たちも何やら作って娘にプレゼントしていた。次女の姉や弟からもメッセージが届いた。

 先日、アイヌ関係の本を読んだので引き続き「アイヌと神々の物語 炉端で聞いたウウエペケレ」(萱野茂 ヤマケイ文庫)を読んだ。アイヌの生活・文化を少し知ることができた。北海道という自然と調和して生きてきた彼らの生活は、現代社会の矛盾を明らかにしてくれている。アイヌの絵葉書があったので紹介する。ハガキの切手料金は7円とあったので、これは1966年から1971年の間に販売されたらしい。



 ドラゴンフルーツに花の芽が出てきたが、ミニドラゴンフルーツは蕾はたくさん出るが花は咲かなく実ができる。どうしてだろうか。

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「埋み火」富士茂子(編者:柏原千恵子 1984.4.17)
 芝萌ゆ
〇社会より一足遅く流感は獄にもついにまぬがれず来ぬ
〇肉眼では見られぬ微細の菌にさえ負ける身体がはがゆくなりぬ
〇「誰とても熱には所詮勝てない」とユーモアまじえ課長問いくるる
〇過ぎし日の起居がそのまま夫や子にふれ合う夢の中の動きよ
〇病床に私本差入れ問いくれる担当者の声に涙先立つ
〇工場に明日は出でん気の張りが夜来の雨にくじかれてゆく
〇わかつほど倖せもちたし女囚らと憩う広場に芝萌えはじむ
〇春の陽に汗走らせて土を掘る囚徒は背に文身をもつ