「いやげ物」、「先住民族アイヌを学ぶ 藤戸ひろ子さんに聞いてみた」

  7日(日)は早朝から忙しかった。8時半には毎月恒例のマルナカ柿原店前の交差点で、あわ9条の会のスタンディングがあったので、連れ合いと参加した。しばらくすると暑くなってきた。30分ほどで終わりにした。これ以上立っていると熱中症になりかねない。この日の参加は6名。そのあとは我が家で会議。
 午後からは守大助の会の役員会があったので、徳島市まで行った。通常は役員会の前に徳島駅前で宣伝行動をやるのだが、暑すぎるので中止にした。役員会は10名の参加であった。事務局長の報告では、徳島県母親大会で入会1名、会費の集金28名、カンパ3,000円、再審法改正署名22筆、甘酒1本の協力があった。参加者の皆さんから感想が出された。
 当面の活動について協議した。高知の会総会(10/1)、日本母親大会(10/15~16)、国民救援会徳島県本部大会(10/22)、徳島の会第18回総会の開催についてなど。総会は会場手配の都合もあり、早めに決めなければならない。
 帰りにBookoffに立ち寄って「漱石・明治・日本の青春」(半藤一利 新講社)を750円で買ってきた。
 息抜きに「いやげ物」(みうらじゅん ちくま文庫)を読んだ。「いやげ物」について著者は、「もらってうれしい土産じゃフツーじゃん。誰がこんなもん買うわけ?って常識を疑っちゃう奴がいいわけ。プロデュースのしがいがあるもんね。そいつらを僕は『いやげ物』って呼んでるわけさ。」と、400以上紹介している。私は観光地に行っても、とてもこのような土産を買う気にはなれないが、そこが著者の面白いところである。しかし、これだけ多くのいやげ物、どう保管しているのだろうか。その現場をぜひ見たいものだ。著者の選んだいやげ物の最初は「小坊主」が寝ている姿だった。そしてどういう訳か最初のページに四国88か所の2番目の札所極楽寺の土産物コーナーで購入した小坊主が登場した。極楽寺といえば徳島県。一番に紹介されるとは、大変名誉なことだ。



 次に読んだのは「先住民族アイヌを学ぶ 藤戸ひろ子さんに聞いてみた」(藤戸ひろ子ほか 日本機関紙出版センター)であった。徳島県母親大会の会場で購入したのだが、大会は7月31日にあり、発行日は8月1日であった。神戸女学院大学での講義をもとにして作られている。アイヌの藤戸さんが自己の体験を語っている。第2部の「藤戸ひろ子さんに聞く」で、彼女は「見世物として働いていたておばあちゃんの歴史」を語っている。「アイヌっ書かれてある上におばあちゃんが立っていて、蛇を鼻や口に出し入れしてるんです。もちろん刺青してアイヌの衣装を着て。」
 以前読んだ本で、万博会場(本が見当たらないのでいつかわからない)にアイヌの小屋を建てアイヌの暮らしを再現させた写真が掲載されていた。人間扱いされていなかった。

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