徳島県母親大会、娘に語るお父さんの戦記

 7月31日(日)には徳島県母親大会があった。午前中は分科会、午後は全体会と記念講演。私は午後から参加した。全体会では、守大助の会を代表して、以下のとおりの支援の訴えをした。コロナの中、実行委員会の努力で142名が参加した。

  第62回徳島県母親大会への支援の訴え

 第62回徳島県母親大会の開催おめでとうございます。「守大助さんを支援する徳島の会」の有川です。日ごろは「守大助さんを支援する徳島の会」へのご支援・ご協力ありがとうございます。

 コロナウイルスの蔓延が猛威を極める中、コロナ感染防止を徹底して今年も県母親大会を開催され、私たちの訴えをする機会を作っていただき感謝申し上げます。また、記念講演講師に石川康宏さんを招かれ、お話を聞けることにも感謝です。神戸市で開かれた日本母親大会でお話をお聞きしたことがありますが、今回も私たちが何をしなければならないか、どうすれば私たちの願いを実現できるかについて明快なお話が聞けるのではと期待しているところです。

 全国の守大助さんを支援する会は、コロナウイルスの影響や再審請求がまだできない状況にあって、活動が停滞している状況です。

 徳島の会では皆さんもご存じかと思いますが、2月12日に第16回総会を開催して、現在会員540名です。再審開始要請署名、会員拡大、機関紙の年4回発行、大助さんとの面会、事件の学習などを決めて、コロナウイルスの影響下でも、月1回の徳島駅前宣伝行動と役員会を開きながら地道に活動を続けています。守大助さんを一日も早くご両親の元へ帰したいと願って頑張ってまいりますので、これからも今まで以上のご支援をよろしくお願いいたします。また、本日の資料には守大助の会への入会と、再審法改正を求める署名が入っております。是非とも皆様のご協力をお願いいたします。本日はおめでとうございました。

        2022年7月31日

        守大助さんを支援する徳島の会

 記念講演は、「平和を切りひらく『台湾有事』と憲法」と題して石川康弘さん(神戸女学院大学名誉教授)が行った。とはいえ、タイトルは5月に決まったので、話された内容は参議院議員選挙・安倍元首相の銃撃による死亡・国葬問題があり、だいぶ変更された。マスコミなどによる偏った報道により、これらの問題の本質がぼかされている。選挙についても当選した議員数は確かに自公政権の勝利だが、得票数から見ると違った現象がみられる。維新や国民新党など与党よりの得票数を除いても、野党はそれほど後退したとは言えない。野党共闘を推し進めること、若い世代の支持を得ることが大事と話された。9条改憲論議にしても改憲反対がまだ多い。憲法9条について、「9条を守ろう」ではなく「9条を指針として日本を変えよう」「9条を活かそう」と若者たちに訴えることが大事と話された。世界の先進国(日本はもはや先進国とは言えない)では最賃時間給1,800円~1,900円(バイトでも1,200円)なのに、日本では1,000円にも満たない。またデンマークは週労働時間37時間、有給は年6週間などが当たり前になっている。こういう日本にしなければと語られた。

 私が会場で買った本は石川さんも登場している「先住民族アイヌを学ぶ」(日本機関紙出版センター 1,500円)。

 水木しげるの「娘に語るお父さんの戦記」を読んだ。初版は1975年だが、私も含め戦争を知らない時代(だからこそ積極的に学ばなければならないと思う)がのんびりしてはいられない。今までに何冊か水木しげるの本を読んだが(「極楽に行く人 地獄に行く人」、「妖怪画談」、「続妖怪画談」、「幽霊画談」、「世界はゲゲゲ」、「妖精画談」、「妖怪・土俗神」、「カランコロン漂泊記」、「姑娘」」、「白い旗」、「水木しげるラバウル戦記」、「敗走記」、「総員玉砕せよ」)その何冊かは彼の戦争体験から書かれている。

 

 昨日、今日と朝から阿波民報の配布をした。8時前に家を出たのだが、それでも日差しはすぐ暑くなり汗だくであったがなんとか配り終えた。

 配り終えた後は、中3の孫を病院へ(切り傷)連れて行ったあと、私も耳鼻科を受診した。

 先日咲いた蓮が実をつけそれが隣の池に落ち、芽が出てきた。大きくしてみよう。

●ロシアのウクライナ侵略は、国際法に反するもので、ロシア軍が直ちに撤退することを要求する!

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●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!