Kei君の誕生会、満月美人・宵待孔雀、「しくじった皇帝たち」(高島俊男 ちくま文庫)、手ぬぐい

 昨日(5日)はKei君の5歳の誕生会(6月8日生)を行った。娘は朝からKei君の注文のケーキやピザパイなどを作るのに大忙しだった。ちょっと部屋のデコレーションもして、Kei君は大喜びであった。二人のお兄さんからはこの日よりはるか前にプレゼントをもらっていた。みなさん、ご馳走で満腹であった。

 娘もワインを買ってきて彼の5歳を祝った(彼女が飲みたかっただけかも?)。私たちからも彼の希望のガンダムを贈った。

 連日、いろんな花が咲くが昨晩・一昨晩は満月美人・宵待孔雀が多く咲いて楽しませてくれた。

 「しくじった皇帝たち」(高島俊男 ちくま文庫 2008年1月)を読んだ。今までにも彼の本は「漱石の夏休み」「本が好き、悪口言うのはもっと好き」を読んだが、これは後者に当たるか。本書では「隋の煬帝」「露伴『運命』と建文出亡伝説」が書かれている。とにかく言いたい放題、書きたい放題だ。とは言え事実に基づいて批判しているのだから反論のしようがないと言えよう。面白かったのは後者。幸田露伴が書いた「運命」が史実に照らして書かれているようでも、その基にした本がまるで史実に反しているというのだが、これによって多くの読者がだまされている。

 そこで思い出したのが、高校時代の漢文の教師飯田利行先生であった。彼は学者僧で大学でも教えている。毎年宿題に課題とした本の感想文を書くことがあった。ある年、「正法眼蔵随聞記」(しょうぼうげんぞうずいもんき と読む)か露伴の「運命」のどちらかを選んで書かされた。私は「正法眼蔵随問記」を選んで書いた。何しろ道元の話を弟子が聞いてまとめたものだから、高校生の私にはわかるはずはない。それでも著者の高島の言う通りだとすると「運命」を選ばなくてよかった。

 2004年12月24日のブログにこう書いた。「飯田利行先生の『高校生と正法眼蔵随聞記』(邑心文庫 2001年2月)をようやく読み終えた。(中略)本書は主に、私より2学年上の生徒(1959年入学)の読後感が載っている。そういうことで、戦争で父親を亡くしている生徒もいて、生死についての捉え方がだいぶ違う。深いのだ。2度も3度も読み返して、感想を書いているのである。私なんぞは全頁読み終えたか怪しいものである。生徒によっては、座禅会にも参加している(女性も含め)が、当時の私と比べ何と言う違いか。

 家の改装をした時、廊下に吊り下げていたてぬぐいなどを取り外していたので、ようやく取り付けた。

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