患者教育、冷蔵庫購入、「酒と人生の一人作法」(太田和彦)、手ぬぐいの入替

 昨日(6日)は、13日に徳島文理大学薬学部4年生に行う患者講義のzoomでのCD作りが行われたので参加した。今までに2回ほど打ち合わせを行ったが、コロナウイルスの急速な蔓延のため、教室での講義は行われないことになり、事前の収録になった。

 講義のタイトルは「B型肝炎患者の声を通して考える『いのちの教育』」と題している。最初に弁護士からパワポを用いて話があり、その後私が患者の立場から話をし、最後にまた弁護士から肝炎患者の置かれている状況について、下記のような話をした。

第1 B型肝炎ウイルスの基礎知識(弁護士より)(20分程度)

1 ウイルス性肝炎について 

2 B型肝炎の感染拡大の原因 

第2 B型肝炎患者の声(有川より)(30分程度)

1 自己紹介 

2 持続感染が判明した経緯 

3 患者会(徳島肝炎の会)を作った経緯 

4 徳島肝炎の会で出会った肝炎患者 

5 最後に 

第3 肝炎患者の状況(弁護士より)(10分程度)

1 3つの痛み

2 正しい知識を

 この患者講義は、全国の大学や高校・中学、企業などで、弁護士と肝炎患者が協力して行い、正しい肝炎の知識を持ってもらうために活動している。

 今朝は新しい冷蔵庫が来た。昨年末に故障して(冷凍機能はなんとか動いていたが、一日に何回もトントンと音がして心配していた)いたので、2日に連れ合いと近くのケーズデンキに行って見てきた。以前の冷蔵庫は21年も使っていたので、故障も仕方がない。容量も20ℓ大きくて460ℓあり収納が楽になった。

 年末からかけて「酒と人生の一人作法」(亜紀書房 太田和彦)を読んだ。彼の著作は何冊か読んでいるが、音楽や映画についても彼の趣味が書かれていて楽しい本だ。年齢も同じなので、納得できる表現が多い。「無人島に持ってゆく本」という項目があって、「伊良子精白全集第一巻・詩歌編」(岩波書店)が紹介されていた。以下の詩である。

  柳洩る

  夜の河白く

  河越えて煙の小野に

  かすかなる笛の音ありて

  旅人の胸に触れたり

 「心奪われたのは、独特の韻律で展開されるロマン的な孤愁だ。」と書かれていた。なかなこんな気持ちで私は詩を読めないが、味わってみたいと思った。古書店で探したら見つかるのだろうか。

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 年末の大掃除のついでに、廊下に飾っている手ぬぐいを大幅に入れ替えた。廊下の景色が少し変わった。

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 寒いはずだ、これを書いていると大変強い冷たい風が吹き雪が降ってきた。

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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社

871 あしひきの山田の田居にわれをればきのふも今日も訪ふ人はなし

872 いざさらばわれもこれより帰らましただ白雲のあるに任せて

873 滝つ瀬の音きくばかり庵占めてうき白浪に世を送りてむ

874 たきつせの音きくばかり庵しめて世を白雲に送りてむかも

875 逢坂の関のこなたにあらねども往き来の人にあこがれにけり