参議院選挙、「阿波民報」発行、月下美人の病気、きのこハウス理事会、「超・居酒屋入門」(太田和彦 新潮文庫)

 21日、参議院選挙の投開票が行われた。自民党議席を減らし、自公政権憲法改正に必要な3分の2の議席を確保できなかった。憲法9条を中心とする改悪に、一応の歯止めがかかったとみてよいだろう。しかし、まだまだ油断は禁物。一部野党を取り込んで、改悪を狙う姿勢を安倍政権は見せている。選挙区は徳島・高知の合区であった。松本けんじ候補を私は応援していたが、残念ながら当選までには至らなかった。それでも、5野党の共同候補として活動を始めて短時間のうちに、20万票を越える支持を得たことは国民の期待の大きさを実感できるものであったと思う。日本を海外でアメリカとともに戦争できる国にしないための国づくりがますます大事になってきている。

 阿波市の中野厚志議員が6月議会の議会報告を作るために、質問事項・答弁事項を書いた原稿を送ってきた。市民の皆さんに、議員活動の報告をすることは大変大事で、「阿波民報」づくりに私も一役買っている。参議院選挙があったので発行が少し遅れたが、すぐに印刷してくれるだろう。

 月下美人が咲きだしたが、どういうわけか病気になった株がある。葉に黒い点々ができる病気はよくあるが、今回のように葉が緑のまだらになって浮いているのは初めてだ。細菌が入ったのだろうか。その部分だけ切り落とした。

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 昨晩は「夜の女王」が咲いた。30㎝あまりの大輪である。午後4時ごろと午後10時過ぎの花である。

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 きのこハウスの理事会が22日にあったので参加した。横田理事長が常勤を退いたので、だいぶ雰囲気も変わったのかとも思う。きょうされんの理念、横田さんの創業の思いを引き継いでいってもらいたい。

 「超・居酒屋入門」(太田和彦 新潮文庫)を読んだ。

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 私は、居酒屋は年に数度しか行かないが、この本を読んで各地の居酒屋の銘酒・名菜を味わうのも楽しい。あとがきに俳優の渡辺文雄がこう書いている。「居酒屋をめぐる彼の旅は、はしご酒に似ていると、私は思う。はしご酒の目的は、実は酒ではない、椅子なのだ。今宵、心おきなくくつろぐことのできる椅子。いちど座ったらもうどこにも行きたくなくなるような椅子。そんな椅子を探して、人ははしご酒を繰り返す。」 

 私の場合は出不精なので、家でゆっくりする。15年も前に文庫化されたので、ここに登場するいくつかはもうないだろう。

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良寛詩集(東洋文庫556 平凡社

268 おしなべて緑にかすむ木間よりほのかに見ゆる弓張の月

269 八木山の木かげ涼しく木を折るは神の恵みと今は思はむ

270 養老の滝の白玉とめおきて君が齢のありかずにせむ

271 天人(あまびと)着るといふなる夏山のせみの羽衣いづこより得し

272 蝉の羽のうすき衣を着ませればかげだに見えてすずしくもあるか