メール不調、「戦争の時代と夏目漱石」(小森陽一 かもがわ出版)、「魯迅全集第10巻」

 パソコンのメールが不調で、見てもらったら1週間もかかってしまった。今は何とか送受信できている。Windows mailの調子がおかしいらしい。おかげで、必要なメールが見られなかったり、ブログの更新、文書の作成ができなかった。大被害であった。

 この間のできごとは、20日(月)きのこハウス理事会、21日(火)健康班会(テーマは脳トレ)、23日(木)陽光学院、26日(日)きのこハウス総会。午前中は甥の子ども(2歳)が運動会なのですぐ近くの小学校に連れ合いと見に行った。この子の出番は3回。なんと、じい・ばあ、両親、おじさん、おばさんなど合計11人もが応援をした。毎日少しづつ草取りをした。

 ようやく魯迅全集第10巻を読み終えた。今は第11巻(中国小説史略、漢文学史綱要)に挑戦しているが、800pにも及ぶ大冊なので、いつ終わるものやら。

 小森陽一の「戦争の時代と夏目漱石」(かもがわ出版)を読んだ。著者は「9条の会」事務局長で、全国を飛び回っている。6月2日(日)に第59回徳島県母親大会があり、その講師が著者なので予備知識として読んだのだが、夏目漱石時代感覚は大変優れていると感心した。漱石は若いころ何冊も読んだが、小森のようには「満韓ところどころ」「門」などは読んだことがない。字面を追っていくのが精いっぱいだった。漱石の本はほとんど文庫本だが我が家に13冊あった。1962年から63年にかけて多く購入しているから高校生の時だった。繰り返して読まないと著者の考え方は伝わらない。

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良寛詩集(東洋文庫556 平凡社

208 夏山を越えて鳴くなるほととぎす声のはるけきこのゆふべかも

209 時鳥いたくな鳴きそさらでだに草の庵はさびしきものを

210 いづちへか鳴きて行くらむ時鳥さ夜ふけ方にかへるさの道

211 ほととぎすしきりに鳴くと人はいへどわれはきかずもなりにけるかも

212 旅人にこれを聞けとやほととぎす血に鳴く涙かわかざりけり