連れ合いは大忙し、「さあ、中国語を学ぼう」(白水社)、「踏み来し路の一つひとつを」(奈良達雄 清風舎)

 連れ合いは、2人だけの我が家が一気に8人になったので、食事作りにてんてこ舞いである。一日中食事を作っている。娘たちも手伝ってくれるが、何しろ食べる人の年齢差が62歳もあり献立を考えなければならないので、大変頭を使う。

 娘が、本を持ってきてくれた。「踏み来し路の一つひとつを」(奈良達雄 清風舎)である。
 本に書かれている、略歴・著書を見てみた。なかなかの経歴である。

【略歴】

1932年、茨城県古河市生まれ。 
新日本歌人協会全国幹事。
憲法9条を守る歌人の会呼びかけ人。
日本民主主義文学会会員。
多喜二・百合子研究会会員。
田中正造を現代に活かす会代表世話人
【著書】
『野口雨情こころの変遷』、『時代の証言ー短歌でたどる日本共産党の75年』、『文学の先駆者たち』(以上、あゆみ出版)
『文学の風景』、『若杉鳥子―人と作品』(渡辺順三賞受賞)。
『野口雨情ー名作の底に流れるもの』(以上、東銀座出版)。
『歴史のなかの文学』、『文学の群像』(茨城文学賞受賞)(以上、青龍社)。
『歴史に生きる文学』(下町総研)。
『短歌の諸相』、『短歌社会歳時記』(以上、短歌新聞社)。
『社会進歩につくした茨城の先人たち』(青風舎)。

 娘が言うには、以前義父が歌集「光十字に」を出版(私が編集をした)したときに、著者に送ったと。

 本の帯には、以下のように書かれている。

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 時間を取って、じっくり読んでみよう。

 大学生の孫は、徳島に来ても勉強をするつもりなのだろう。本を何冊も持ってきていた。その中に、「さあ、中国語を学ぼう」(白水社)があった。大学の授業で使っているそうだ。少し、読んでもらったが、声調・発音がいまいちであった。20人もの学生が一緒に学んでいるので、正確に声調を覚え発音をすることが難しいようである。習い始めにきちんと理解することが大事であるので、普通話を中国人に個人レッスンしてもらうことが必要だろう。

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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社

426 このゆふべ秋は来ぬらしわが宿の草のま垣に虫の鳴くなる

427 今よりは千草は植ゑじきりぎりす汝(な)が鳴く声のいとものうきに

428 思ひつつ来てぞ聞きつる今宵しも声をつくして鳴けきりぎりす

429 秋風の日に日に寒くなるなべにともしくなりぬきりぎりすの声

430 わが園の垣根の小萩散りはてていとあはれさをなくきりぎりす