倉敷民商事件、連日結氷

 一番寒い時期だが、今年は一段と寒い。連日のようにメダカの池が凍り、小雪も降ってくる。それでもメダカは、氷が解けると池の上に顔を出して餌をねだる。そんな寒い毎日だが、健康のために7,000歩以上歩くことに心がけている。体調も少しばかり良くなってきた。

 28日(土)は、「倉敷民商弾圧事件の無罪を勝ち取る徳島の会」の第8回総会があり、連れ合いと参加した。参加者が20名あまりと少なかったのが残念だ。やはりコロナの影響で外出を控える人が多くなってきたためだろう。今朝のニュースによると、徳島の感染者は15万人を超えるという。県人口の5人に一人が感染したことになる。我が家も一昨日、孫が熱と咳を出したが幸いにも風邪(?)だったので、一安心した。

 総会では、事件当時者の禰屋町子さんがきて話をした。何度聞いても、国税当局・検察庁・裁判所が一体になり、中小零細企業の営業を守って活動している民商とその従業員への仕打ちは許しがたい。

 私は守大助の会を代表して、以下のような激励のあいさつを行った。 

 仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんを支援する徳島の会の有川です。

本日は、倉敷民商弾圧事件の無罪を勝ち取る徳島の会総会の開催おめでとうございます。

 倉敷民商事件は、いま取り組んでいる署名の主張に書かれているように、「冤罪」であり、納税者の権利を守って徴税強化に反対する民主商工会の活動の弱体化を狙った弾圧です。断罪されるべきは、無実の禰屋さんを逮捕・起訴し、犯罪をでっち上げた検察・警察と国税当局です。

 長引くコロナウイルスの世界的蔓延で、企業経営、特に民商に加盟している皆さん方のような小さい会社にとって、仕事を維持するだけでも大変な時期に、国・検察が民商を弾圧することは正義に反します。一刻も早く民商弾圧をやめて、中小零細企業の営業を守って活動している民商を援助する事こそ、国に求められている仕事です。

 私たちの会は、皆さん方の弾圧に反対する運動にも連帯して、弱者の権利・人権を擁護するために頑張ってきています。

 来月2月18日(土)には、シビックセンターで、第18回総会を開催します。今日のこの総会にご参加の皆さんの中にも、私たちの会員さんがたくさんおられますが、会員でない方も含め、多くの方のご参加をお願いして、私の連帯のあいさつとさせていただきます。ともに頑張りましょう。

●ロシアのウクライナ侵略は、国際法に反するもので、ロシア軍が直ちに撤退することを要求する!

B型肝炎訴訟は全国B型肝炎訴訟弁護団にご相談を!

●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!

富士茂子遺歌集(埋み火 1984.4 柏原千恵子編)

芽吹く玉葱

〇肉親は今はいづくに東京の同じ空の下日々歩めるを

〇手をあげて歩道を歩む時にさえなれぬ仕ぐさに顔が赤らむ

〇皿一つ割れるがままに購わぬ住むべき家の今あらざれば

〇聞くとなく見るともなくに一人居の家にかえればスイッチに手が

〇何一つすでに着られぬ十年の空白届く行李の着物