第16回守大助さんを支援する徳島の会総会

 昨日(2月20日)、第16回守大助さんを支援する徳島の会総会が徳島市の青少年センターで開かれた。会場の準備もあり、食事を済ませて12時半に会場に行った。今年度は会の運営も、コロナウイルスの蔓延で大変な思いをした。特に事務局長のKさんは、大病をした後なので苦労したことと思う。

 会場は広いが、コロナウイルスのため41席しか置けない。40人の会員が参加したのでほっとした。私は、会長あいさつを行った。あいさつ文を書いた後の状況(千葉刑務所でのコロナウイルスの蔓延)を加えたが、元文は以下のとおりである。

 世界的な新型コロナウイルスの流行は、まったく終息のめどが立たず、そんな中での総会の開催になりましたが、ご参加の皆さん誠にありがとうございます。

 私たちの会も、今回で16回目の総会を迎えることになりましたが、来賓の皆さん、ご参加の皆さんの、何としてでも守大助さんのえん罪を晴らしたいというお気持ちが、私たちの会の運動を支えています。

 昨年度は、私たちの会もコロナウイルスの影響で、役員会や宣伝行動の中止を余儀なくされることがありましたが、何とか活動を続け大助さん・ご両親を励ましてきました。

 今年度も全国連絡会や他県の多くの会と協力して、第二次再審開始請求の準備中と思いますので、請求が提出された時には、さらに大きな活動で、大助さんの無罪を獲得することが求められています。今年は総会に講師をお呼びして講演を聞くということにはなりませんが、再度事件について学びなおそうと「ザ・スクープ」のDVD(仙台点滴事件の真相)の報道を視聴することにしています。

 再審開始・えん罪をはらすことができるよう、この総会を成功させたいと考えます。ご参加の皆さんの熱心なご討議をお願いして、私の挨拶とさせていただきます。

 

 守大助さんからもメッセージが届いた。メッセージに添えられていた手紙には、千葉刑務所で蔓延したコロナウイルスの状況が、詳細に書かれていた。受刑者の健康管理に万全の処置をしなければならない場所で、80名余りの人(受刑者・職員)が感染するようなずさんな管理は早急に改めなければならない。
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 多くの支援する会が、総会の実施をためらう中で、何とか開催できてほっとした。役員の皆さん、参加者の皆さんの協力のおかげである。

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●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!

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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社)

906 不可思議の弥陀の誓ひのなかりせば何をこの世の思ひ出にせむ

907 み仏のまこと誓ひの弘くあらばいざなひ給へをぢなきわれを

908 み仏のまこと誓ひの弘からばいざなひ給へ常世の国へ

909 我ながら嬉しくもあるか弥陀仏のいますみ国に行くと思へば

910 くれたけの直き姿は偽りの多かる世にもさはらざりけり