家の改修、湯川秀樹「科学者の創造性」

 先月23日、24日は引き続き家の片づけをした。なかなか進まない。25日(月)はブックオフに整理した本を持って行った。私にとっては貴重な専門的な本は売れないのか、1円にしか値段がつかないものがある。そうは言っても自分でネットで販売する苦労はしたくない。400冊ほどで受けとった金額は2,578円。ついでに本を2冊買った。「漱石山脈」(長尾剛 朝日新書)と「酒場詩人の流儀」(吉田類 中公新書)であったが千円余りした。孫も一緒についてきたので、帰りに丸亀製麺で昼食をとった。これで本を売ったお金はすべて無くなった。

 3時からはきのこハウスの理事会があったので参加した。

 26日(火)は8時から大工さんが来て、12畳の書斎から工事が始まった。ここは床の張替えだけだが、歩くとミシミシいうので床下から手を入れて改修した。28日(木)、次は連れ合いの寝室が先と思っていたのだが、私の部屋から先だというので、慌てて荷物の移動をした。作業の段取りとしてはその方が便利なのだろう。ここは和室を洋室に変え、押し入れ・壁・天井も改造することにしている。連休に入ったのでまだ完成していない。

 27日(水)は陽光学院で中国語があったが、体調不良でまったく先生の話が理解できなかった。30日(土)は娘が3人の孫を連れてイオンモール徳島に遊びに行ったので、先日あわてて移動したものをゆっくり再度片づけをした。

 湯川秀樹の「科学者の創造性」(中公文庫 2021年10月)を読んだ。Ⅱからの「素粒子論の現状と将来」などは私には理解不能であるが、もちろんどの文章にも湯川のユーモアがあふれていると同時に、学問に対する姿勢の厳しさが受け取れた。「物理学者群像」のなかで「学問というものは、どの学者にとっても、本来、単なる専門ではなくして、その人の人間としての存在の全体と深くかかわりあっているものだ、と私はいつも思っております。」と言っている。巻末の小説家水上勉との対談は、京都を愛する二人の考え方がにじみ出ているものだった。

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