今年も原水爆禁止国民平和大行進は、5月6日から始まった。四国コースは、5月9日に徳島から始まり高知・愛媛・香川と引き継いで、広島まで行く。昨日(20日)は阿波市に行進が入り阿波市役所を訪問するので、連れ合いと参加した。市役所への訪問は徳島の実行委員会の2名と地元阿波市の住民5名が参加した。市長・副市長をはじめ多くの市の職員が対応して、私たちの要望を聞いてくれた。平和大行進の要望だけでなく、阿波市に関する要望も出された。日本・徳島母親大会への支援、アスベスト被害者の救済、コロナウイルス接種に関わる改善の要望がだされ、私は先日あったB型肝炎訴訟に関する20年の救済制限規定の廃止に関わって、その周知を市民にすることを要望した。今回は「核兵器禁止条約」で、人類史上初めてあらゆる核兵器の開発、実験、生産、保有、使用を許さず、核で威嚇することも禁じた歴史的な年の行進となり、日本政府にも早急に核兵器禁止条約の批准を求めている。この条約、2017年7月に国連加盟国の6割にあたる122カ国・地域の賛成で採択され、昨年10月に発効に必要な50カ国・地域の批准国(2月19日現在 批准:54カ国・地域、署名:86カ国・地域)に達し、今年1月22日に発効した。阿波市では昨年に引き続き阿波市戦没者追悼式の中止がされたと、市長から報告があった。コロナウイルスの収束が見通せないので、残念なことだ。
例年通り市庁舎の前で、記念撮影をした。
上は被爆の青桐。6~7年ほど経ったのでだいぶ大きくなった。
国民平和大行進は、1958年に1人の行動から始まり、以来毎年すべての都道府県で被爆者の願いをあつめ、被爆地広島、長崎をめざし、歩いてきた。今年の提唱は以下のとおりである。
提唱=原水爆禁止世界大会実行委員会
主催=2021年原水爆禁止国民平和大行進中央実行委員会
◇ 核兵器のない平和で公正な世界を
核兵器禁止条約に日本政府も署名・批准を
◇ 朝鮮半島の非核化、非核平和のアジアを
◇ 国民のいのち、くらし守れ!軍事費大幅削減!コロナ対策、医療、福祉、教育の充実を
◇「敵基地攻撃」軍拡ノー 9条改憲ノー 平和憲法守ろう ジェンダー平等の社会を
◇ 沖縄県民の民意を尊重しよう
普天間基地の閉鎖、無条件撤去を 辺野古の新基地建設やめさせよう
◇ 原水爆禁止2021年世界大会を成功させよう
核兵器のない世界のために広島、長崎へ、ともに歩こう
ノーモア・ヒバクシャ、ノーモア・ウォー
昨日、コロナウイルスワクチンの第1回接種をした。予約を取るのにだいぶ苦労したが、多くの方の接種が迅速に行われるように、政府には国際的にみても大変遅れている接種の実施に格段の努力を願いたい。医師に聞くと、この日は70名ほどが接種を予定しているという。通常業務以外に行うので、大変な苦労だと思う。
今朝、裏庭を見て見ると、雨どいの下に鳥の巣の残骸が落ちていた。どうやら雨どいの中にあった鳥の巣が、大雨のために流されたらしい。2cmほどの卵が3つあった。
●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!
1006 うちつけに飯(いひ)を断つとにはあらねども且つやすらひて時をし待たむ
1007 いくむれか鶯のとまりけり宮の森有明の月はかくれつつ
1008 言(こと)にいでていへばやすけしくだり腹まことその身はいや堪へがたし
1009 行くさくさ同じ国路の里人にことづてやせむ雁の玉章(たまづさ)
1010 重ねてはとあれかくあれこのたびは帰りたまはれもとの里べに