きのこハウス理事会、大麻山、「大江戸えころじー事情」(石川英輔 講談社文庫)

 この2~3日、徳島も寒い。昨日は、我が家から見える高越山は真っ白くなっていた。

 22日(月)はきのこハウスの理事会があったので参加した。いろいろと事業を行っているが、コロナウイルスの影響は深刻なようだ。利用者さんも行動が大変制限されて、ストレスが溜まっているだろうと推測された。障碍者にかかる来年度の報酬改定も、厳しいようだ。こんな時期にこそ、障碍者施設が安定して運営できる報酬に国はすべきだと思うが、菅政権そうはしてくれない。

 23日(火)は連れ合いに誘われて、大麻山に登ってきた。久しぶりにNさん(元気に楽しく暮らしているようだ。)など多くの知人に出会った。今回は真名井の水の水まで行ってきた。美味しい水を飲んだ。帰りには御所の郷の温泉に入り、昼食もとった。肩こりが少しばかり和らいだ。

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 26日には、28日に開かれる守大助の兵庫の会第10回総会へのメッセージを書いた。全く忘れていて、K事務局長から催促があって、慌てて書いて送った。最近はよくあることだ。

 「大江戸えころじー事情」(石川英輔 講談社文庫)を読んだ。江戸時代の江戸は(それ以前もそうだろうが)100万人の大都市だったがエコロジーの時代だった。そこでの生活は、庶民も武家も商家も、つつましい生活を送っていた。それでも心は今と違って豊かだったようだ。

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 本書が書かれたのは、もう20年あまりもの前になるが 、事態はさらに深刻になってきている。エコロジーの対極にあるのが「原発」だと私は思う。核のゴミは人知では処理しきれない。しかし核のゴミの生産を営々と続けるのだから、狂気の沙汰と言っても過言ではない。

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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社)

911 他力とは野中に立し竹なれやよりさはらぬを他力とぞいふ

912 草の庵に寝てもさめても申すこと南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏

913 出づる息また入る息は世の中の尽きせぬことのためしとぞ知れ

914 今よりは何を頼まむ方もなし教へてたまへ後の世のこと

915 如何なるが苦しきものと問ふならば人をへだつる心と答へよ