大麻山、スマホ教室、きょうされん徳島支部、「十五年戦争小史」(江口圭一 ちくま学芸文庫)

 5日は連れ合いとスマホ教室に参加した。この日のテーマは「インターネット」。なかなか理解できないが、参加者には私よりももっと理解できない人がいる。高齢者にとっては何度も説明してもらわなければいけない。講師は台湾人で日本語は流暢だが大変だ。彼は、何回も同じ講座に参加しても良いですよ、とのことであった。

 今日(土曜日)は、きょうされん徳島支部の総会であったが、書面での会議であった。どうもあっけない。

 午前中は連れ合いと大麻山(538m)に登った。久しぶりに頂上まで行った。頂上の気温は10度であった。4日にも行ったのだが連休中で、家族連れの人が多かった。遠出はできないので、コロナウイルスの感染の危険もなくストレス発散になる手軽な大麻山登山になったのだろう。昨年は一度も行ったことがなかったが、今年はこれでようやく5回目である。多い年には年間30回も越えていたのだが、昨年は一度も登っていなかった。

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 これを書いている時に、連れ合いのもとに水戸の長女から母の日のプレゼントが届いた。送られてきた服に満足したようである。一緒に孫たちの写真と手ぬぐい(竹蓋年男作)と布川事件の桜井昌司さんの新著「俺の上には空がある 広い空が」が送られてきた。守大助さんを支援する徳島の会の役員会でも話題になっていたが、早速、読んでみよう。

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 「十五年戦争小史」(江口圭一 ちくま学芸文庫)を読んだ。この本は大学での学生向けの講義を基にして書かれている。ここで十五年戦争とは、「1931年(昭和6年9月18日の柳条湖事件を発端としてはじめられ、1945年8月14日のポツダム宣言受諾および9月2日の連合国にたいする降伏文書調印によって終結した足掛け15年にわたる一連の戦争を指す」。満州事変・日中戦争・アジア太平洋戦争が含まれている。私は時々、この時代について書かれた本を読むようにしている。日本がこの時代、どういうことをして他国を侵略し、他国の人々を殺ししいたげてきたか、また自国民をどれだけ苦しめてきたかを理解することが、今の時代を考えるうえで大切だと思っているからである。この講義を受講した学生たちは本当に幸せだと思っている。歴史の改ざんを許さず、この世界で生きていくうえで、15年戦争の加害・被害・責任を学べるからである。

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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社)

981 沖つ風いたくな吹きそ雲の浦はわがたらちねのおきつきどころ

982 世の中のうきもつらきもなさけをもわが子を思ふゆゑにこそ知れ

983 から国のかしこき人の親仕へ見れば昔のおもほゆらくに

984 わが親に花たてまらしよ何花を天竺てらす法蓮華の花

985 まま親に花たてまらしよ何花をせせなぎ照らす因果の花