まったく、ひどい目にあった。メールがまたダメになったのでパソコンを修理に出した。今日ようやく直ったが、果たしてこのまま続くのだろうか。
6月2日(日)は第59回徳島県母親大会があり参加した。昨年の通り、近所の参加者を乗せていった。参加者は315名であった。実行委員会のメンバーの皆さんの必死の取り組みのおかげで、大会は成功した。
写真は実行委員長あいさつをする連れ合い。
午前中に6分科会があり、私は「第5分科会:なぜなくならない、女性差別とハラスメント」に参加し、予防接種時の注射器の使いまわしで多くの方がB型肝炎ウイルスに感染し、特に女性が大きな差別・偏見を受けていることについて発言した。
午後の全体会では、仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんを支援する徳島の会会を代表して、参加者の皆さんに支援を訴えた。発言は以下の通り。
日頃は、参加者の皆さんには大変お世話になっています。また、第59回徳島県母親大会の開催、おめでとうございます。仙台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件の守大助さんを支援する徳島の会を代表して、守大助さんへの支援の訴えをさせていただきます。
昨年8月に高知で開かれた第64回日本母親大会では、徳島県母親大会実行委員会の皆さんのご尽力で、大助さんの母親:祐子さんが全体会の会場で4,300名を越える参加者の皆さんに、大助さんの無実を訴え、多くの署名をいただくことができました。本当にありがとうございました。
守大助さん支援する全国連絡会も日本母親大会実行委員会に加入して、さらに多くの母親の皆さんにご支援をいただくよう準備を進めています。今年の8月24日・25日に静岡で開かれる第65回日本母親大会には守大助さんを支援する徳島の会からも参加して、母親の祐子さんと共に訴えることにしています。事件が起こり大助さんが逮捕・服役させられて19年になります。一日でも早くえん罪を明らかにして彼をご両親の元に返すことが、全国各地の会の願いです。
今日、皆さんへの配布物の中には、守大助さんの資料も入れさせていただいています。皆さんには資料も見ていただいて、最高裁判所宛の再審開始を求める署名、まだ徳島の会にご加入されていない方には会へのご加入を、お願いします。また甘酒の注文も承っていますのでご協力ください。
毎年、大助さんのことでは訴えさせていただいていますが、どうかよろしくお願いいたします。
記念講演は元東京大学大学院教授・9条の会事務局長の小森陽一さんが「子どもたちに憲法がかがやく未来を!」と題して話をされた。小森さんが研究している夏目漱石について少し話をして、憲法を取りまく状況について詳しく話がされた。事前に「戦争の時代と夏目漱石」(かもがわ出版)を読んでいたので、理解しやすかった。
写真は、講師の小森陽一さん。
中公文庫版カラーシリーズの「川上澄生全集」第13巻を読んだ。本来は全14巻なのだが、私が購入した古書店では13巻までしかなかった。いろいろ楽しめた本であった。川上澄生の記念館が新潟県の柏崎にあるそうなので、行ってみたい。
●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!
218 しのび音をいづこの空にもらすらむ待つ間久しき山ほととぎす
219 ほととぎすわがごと山に羽振りてむ恋しきことに音づれはせよ
220 あしひきの国上の山を越え来れば山時鳥をちこちに鳴く
221 草の庵(いほ)にひとり寝(ぬ)ればさ夜更けて太田の森に鳴くほととぎす
222 水鳥の鴨の羽色の青山のこぬれ去らずてなくほととぎす