芋ほり、守大助の会、高知の会総会、映画「オレの記念日」

 9月28日(水)は陽光学院で中国語。29日には台風で被害を被った個所の見積もりを業者がもってきた。被害3か所で15万円ほどの出費になる。年金生活者としてはつらいが、直さなければ生活が困る。
 30日(金)午前中は5歳の孫が通っている子ども園主催の芋ほりがあり、連れ合いと参加した。近所の農家の協力で、春に植え、秋に収穫となった。子ども60名ほどに保育士、保護者などを入れると90名ほどになった。大賑わいである。天気も好く、大きな芋が掘れるたびに大人も歓声を上げた。
 午後は守大助さんを支援する会の全国連絡会代表者会議があり、我が家で総勢4名がZoomで参加した。22の会40名あまりの参加だった。2時間半ほどの会議で、各地から運動を進めるためのいろんな意見が出された。現在、第二次再審請求の準備中で、必ず次回は勝つための方針を確立することが求められている。
 2日(日)は、守大助さんを支援する高知の会の総会と布川事件の元被告桜井昌司さんの話と、彼のドキュメンタリー映画「オレの記念日」の上映があり、徳島から5名が参加した。桜井さんはえん罪で刑務所で29年もの長期間自由を奪われた。今はがんと闘っている中で、えん罪をなくす取り組みに力を注いでいる。映画の中でも講演の時も、明るい笑顔で大きな声で私たちに語り掛けてきた。とにかく前向きに明るく生きていることの喜びが感じさせられた。
 私の高知総会でのあいさつは以下のとおり。
 総会の開催おめでとうございます。今日は徳島から5名が参加させていただきました。その目的は勿論、総会に参加して皆様の活動を知り、私たち徳島の会の発展につなげることです。しかし、もう一つあります。桜井昌司さんのお話を聞き、映画「オレの記念日」を見、えん罪についてもっと知り、私たちの運動の改善をはかることです。
 先日、9月30日に久しぶりに全国連絡会代表者会議がZOOMで開かれ、全国から22の会、40名余りが参加し、今後の取り組みについて協議しました。そこでは、①第二次再審に向けた闘いの現状を共通認識すること、②全国連絡会の体制と機能強化について、③当面の具体的運動方針を協議すること、④財政について が話されました。
 今、コロナの影響で多くの会がその活動を制限させられていますが、会議ではどれも当然なことですが、①宣伝・署名活動を行うこと、新しいチラシが用意されています。②事件の内容を知ることが大事で、学習を行うこと。③守大助さんへの激励、④日本母親大会In埼玉・群馬で訴えること、この訴えは高知大会から始まり、今までずっと続いています。今年はお母さんの祐子さんが体調不良のため、私が代わって母親大会の壇上でお母さんの訴えを読み上げることになりました。⑤他事件との連帯及び再審法改正の運動を進めることが提起されました。
 四国の会として、今後とも協力・共同して守大助さんを一日でも早くご両親のもとに戻すことができるよう、お互いに頑張りましょう。
 徳島・高知の長距離の運転、Ⅿさんご苦労様でした。
●ロシアのウクライナ侵略は、国際法に反するもので、ロシア軍が直ちに撤退することを要求する!
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●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!
富士茂子遺歌集(埋み火 1984.4 柏原千恵子編)
蟇蛙の喉
〇何も彼も夢の如くに思うなりこの門くぐりし日も二年前
〇放心の如くひかれて来しものか今印象を何もとどめず
〇吾ために受けし世間の迫害に恨みがましき便り妹
〇良き朝の陽は登るなり箒目は正しくつきぬ庭の隅まで
〇雷の夜も太平な子守歌聞く心地すも獄なればこそ
〇肉親の愛に溺れる妹の便り見ていて又泣けてくる
〇七年の悩みはいかに深からむ偽証の罪におびゆ彼等は
〇少数の意見も入れる寛容が時代の政治にふさわしく思う
〇率直に正しきものが女大臣になって慾しいと祈る獄舎に