長いこと学校が休校になっていたが、ようやく再開になった。我が家の前は小学校と子ども園(徒歩2~3分)、後ろは高校のグランド(徒歩1分)。したがって、子どもたちがいた時は、大変賑やかな声が聞こえていた。阿波高校の野球部は、いつもなら夏の大会に向けて連日遅くまで練習していたが、それもなかった。
それが新型コロナウイルスの影響で、長いこと休校になって、部活をしている生徒たちの元気な声も聞こえてこなかった。
今は、阿波高校の生徒の送り迎えで、連日祖父母・両親の車が、朝夕我が家の裏に駐車してにぎやかさが戻った。
70歳を超える夫婦にとって、刺激がないことは健康に悪い。ストレスがたまる一方であった。外出も気兼ねなくできるようになり、自宅に閉じ込められていたストレス発散になる。
連日、花が咲く。草抜きも大変だ。徳島は「三密」状況がない(特に我が家周辺)ので、都会の緊迫した状況はほとんど分からない。息子夫婦が東京、兄・双子の姉・弟が千葉県松戸市、姉が東京台東区にいるが、皆さん感染していなくて幸いである。
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611 み雪ふる片山かげの夕暮は心さへにぞ消えぬべらなり
612 わが宿の淺茅(あさぢ)おしなみふる雪の消(け)なばけぬべきわがおもひかな
613 み山びの雪ふりつもる夕ぐれはわが心さへ消ぬべくおもほゆ
614 白雪は千重に降りしけわが門(かど)にすぎにし子らが来るといはなくに
615 ひさかたの雪野に立てる白鷺はおのが姿に身をかくしつつ