少し遅くなったが、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。ロシアのウクライナ侵略など、中国・北朝鮮の動きも含め、それに対抗してアメリカ・欧州などが動き出し、日本も便乗して軍拡に走るなど、世界が悪い方向に向かっている。そういうわけでもないが、新年に読み始めたのは「草の根もファシズム」(吉見義明 岩波現代文庫)であった。
1日(日)午前零時になると、連れ合いは娘と3人の孫とで暗い中、氏神さまや近くのお寺に行って新年のあいさつをしてきた。寒い中、5歳の孫も起きていくのだから感心する。私は例年どおり行かなかった。
朝、皆が起きると新年のあいさつをして、お年玉を渡した。私たち夫婦の分だけでなく、いろんな人から預かったお年玉を渡したので大喜びであった。いろいろ買うものの予定があるようだ。その後、孫たちは我が家の前の小学校に凧あげに行ったので、見に行った。風があるので高く高く揚がった。
しばらくすると大阪に住んでいる甥・姪がそれぞれ子どもたちを連れてあいさつに来た。皆元気なようだ。
午後からは、義弟の家に新年のあいさつに行った。
2日は国都神社の年始祭があったので、担当になっているので行ってきた。神主が新年の祝詞を上げるのを拝聴した。近頃、担当になっている家でも神社の行事になかなか参加しないようになってきた。
3日はKaede君の14歳の誕生日であった。娘はKaede君の注文のケーキを作っていた。私は部屋のデコレーションを担当した。
4日は神社の飾り物の片づけをした。お賽銭の整理もした。わずかだが、神社のお金として銀行に預金する。
3日・4日・5日と続けて短時間だが、でき上った阿波民報の配布に出かけた。何人かの方に出会ったが、その話の中で親しくしてくれた人が先月亡くなったという話を聞いてショックであった。
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「埋み火」富士茂子遺歌集(1984.4 柏原千恵子編)
母と子
〇殺人の汚名の母に耐えし子はその迫害につゆふれずいる
〇悪意とはつゆ思わねど真底を何かがはばみて通らぬ言葉
〇潔癖のゆえに許せぬこととして次女は上告審の取下げをなじる
〇隔絶の十年の末放たれて地につかぬ足物の値知らず
〇人混みに押ささせまいと身で庇う面やつれせし子と並びあう
〇バスの小銭握らせられて発車するにまだ立っている子の有難さ