8日(火)は1週間延期になっていたシルバー大学大学院のオリエンテーションと講義があった。私は、無理やり中国語班の班長に指名されてしまった。しかし、全部の講義を聞く余裕もないので、級友には迷惑をかけるだろう。基本的には毎週10時から午後3時まで(昼休み1時間)で、かなりの体力勝負だ。この日の講義は、「ワールドマスターズゲーム2021関西について」と「阿波人形浄瑠璃の魅力」であった。「おもてなし外国語講座」という講座タイトルなので、語学講座・観光講座・現地学習があり、徳島の観光地の勉強もして、徳島に来られた観光客の案内をするようだ。しかしこのコロナウイルス禍、外国の観光客はめったに徳島を訪れないだろう。
10日(木)は陽光学院で中国語、宿題も出て準備が大変だ。その後、コロナウイルスワクチンの注射をした。今でも少し注射跡が痛い。
12日(土)は陽明学院の中国語。これも予習(老舎自伝)の読みが大変だ。辞書を引いても分からない単語が多く出てくる。老舎の時代の言葉、講師にもわからない言葉がたまに出てくる。
今日(13日)は午後から守大助さんを支援する徳島の会の役員会がある。役員会の前には徳島駅前で宣伝行動がある。天候が悪そうなのでどうなるか?。
とにかく、しばらくの間中国語に悩まされるだろう。
柳広司の「吾輩はシャーロック・ホームズである」(角川文庫)を読んだ。読んでいる新聞に柳広司が紹介されていたので興味を持った。新本を買う余裕がないのでブックオフに行って来た。たくさん書棚に彼の本が並んでいた。人気があるのだろう。安いのでついつい次の本も買ってしまった。「漱石先生の事件簿・猫の巻」「ジョーカー・ゲーム」「ダブル・ジョーカー」「パラダイス・ロスト」「ラスト・ワルツ」。シャーロックホームズに化身した漱石の推理が面白い。
その上、著者はクレイグ博士の言葉を借りてこうも言っている。「『ふん、正義の戦争だと』博士は皮肉な口調で呟くように言った。『そんなものがどこにあるのだね?』考えてもみたまえ、事態がそれほどこじれるまで、現地のイギリス人植民者は、あるいは本国大英帝国の政治家たちは、いったい何をしていた?そもそも戦争なり暴力なりを招かないようにするのが、政治なり政治家本来の仕事ではないか?戦争は、つねに政治の結果だよ。政治家はつねに、自分たちの仕事の失敗を隠蔽するために戦争を始めるのだ。」納得である。
一昨晩、姫月下美人が6輪咲いた。庭に鉢を置いていたので気がつかなかった。早朝、庭に出て見つけた。少し萎れていた。残念。
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1031 あさもよし君が心のまこともゆ経はみ寺にかへるなりけり
1032 かしましとおもてぶせにはいひしかど此頃見ねばさびしかりけり
1033 寒くなりぬ今は蛍も光なしこがねの水を誰かたまはむ
1034 草叢の蛍とならば宵宵に黄金の水を妹たまうてよ
1035 身がやけて夜は蛍とほとれども昼は何ともないとこそすれ