9条改憲NO!徳島市民アクション、「棺材」

 22日(土)は、午後から陽明学堂の中国語があった。先生のパソコン画面に「棺材」と言う言葉があったので、意味を聞いてみた。日本語では「棺桶」という事だった。ここから、中国の葬式の話になった。日本に比べてはるかに簡素である。日本のように派手な葬式も通夜もない。もちろん、だから香典もない。身内で火葬場に行ってお骨を拾って、骨壺に詰めてそれでおしまい。

 しかし、先生が中国の葬式ははなはだ簡単だとはいえ、それは彼女が中国でも大都市の青島(人口1,000万人の大都市)生まれで、最近の葬式事情しか知らないためではないだろうか。老舎の「四世同堂」などを読んでみると、清末・民国初の葬式では、鳴り物入りの葬式の行列が登場し、紙銭を撒き泣くこと専門の人を雇っている描写が出てくる。今の中国の農村部、漢族以外の少数民族のところではどうなのだろうか。

 この「棺材」、中国山東省の曹県が有名で、日本で使う棺桶の90%は曹県産だそうである。「棺材」の素材は「泡桐」で青桐の一種。成長が早く、材質が柔らかいので細工がしやすいし、その上燃えやすい。日本からのいろんな注文にも応じていて、桜の柄を入れたりしている。今度、葬式があったら注意してみて見よう。ただし、私の葬式では残念ながら見ることができない。

 昨日(日)は「9条改憲NO!徳島市民アクション」の宣伝カーが阿波市を訪問、「あわ9条の会」と一緒に阿波市内を街頭宣伝した。「9条改憲NO!徳島市民アクション」は、「九条の会徳島」「徳島憲法共同センター」「戦争をさせない1000人委員会」が2017年12月に結成した組織。この行動は、県下各地を回っている。徳島からは市民アクション事務局長の上地弁護士と高開事務局員が来て、あわ9条の会からは中野阿波市議会議員、井原さんと私たち夫婦の4名が参加し、憲法9条を守ろうと訴えた。市内6か所で上地弁護士、中野市議が憲法をめぐる今の危険な情勢、9条の意義を話した。車の中から大きく手を振ってくれる人もいた。途中、阿波市役所に立ち寄り「非核平和都市宣言のまち」の大きな垂れ幕の前で、記念撮影。昨日は、とにかく暑かった。32度もあった。久しぶりの猛暑の中の行動で、終わりごろにはフラフラだった。

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 昨晩も、大輪柱と夜の女王が咲いた。この頃は、毎晩である。姫月下美人(花径8㎝)も一昨晩咲いた。これからもしばらくは咲き続けるだろう。

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1011 今よりは夜毎に人をたのみてむ夢もまさしきものにありせば

1012 津の国の浪華のことはよしゑやしただに一足すすめもろ人

1013 津の国の浪華のことはいさ知らず草のいほりに今日も暮らしつ

1014 人の性(さが)聞けばわが身を咎めやばや人はわが身の鏡なりけり

1015 うつせみのうつつ心のやまぬかも生れぬさきにわたしにし身を