散歩、ビッグひな祭り、書道展、老舎

 先週土曜日(6日)午前中、連れ合いから誘いがあって土成図書館に車を止めて、熊谷寺のコースを散歩した。桜の花が満開だという情報があったためだ。桜の種類は知らないが、染井吉野より少し赤い桜だった。もうしばらくすると、山門前の染井吉野が咲くが、今は木蓮が満開だった。土曜日だったためかお遍路さんだけでなくたくさんの家族連れが来ていた。熊谷寺からスポーツ公園に回っていくと元気な声が聞こえてきた(小学生の野球チームが大会の試合をしていた)。

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 翌日は日曜日、あわ9条の会の定例の宣伝日であった。マルナカ柿原店前での宣伝には4名が参加した。車から手を振ってくれる人がたくさんいて、元気づけられた。その後、勝浦町の第33回「ビッグひな祭り」に行ってきた。昨年は中止。我が家からおおよそ40キロで1時間ほどかかった。久しぶりである。ここには2018年4月4日に行っている。以下が、その時の様子である。

 

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 昨日(2018年4月4日)は、小松島港へ大型クルーズ客船「マジェスティック・プリンセス」が寄港して、台湾人ら乗客3,000人以上が徳島観光に来た。私は中国語を習っている人たちと通訳(殆どできないが)で勝浦町に行ってきた。ここはビッグひな祭りと桜の花見で有名なところである。ここは2,000人ほどが来ていた。町を挙げての歓迎で、町民を始め中学生・高校生・専門学校生、老人施設の職員たちが、ボランティアで接待した。

 私とḠさんは川沿いにある人力車のコーナー担当であった。気楽の湯の職員、医療福祉専門学校の学生が、観光客が人力車に乗って撮影するお手伝いをした。そのためには中国語で話しかけなければならない。皆さんに教えたのは、「拍照」(写真をとる)、「免費」(無料)、「小心」(気をつけて)であった。観光客が人力車に乗った後持ち上げるので、「小心」(気をつけて)と声掛けをしないと危険である。次から次へと来るので、大忙しであった。ちょうど桜の花が散りかけで、その景色に皆さん大満足の様子であった。
 ビッグひな祭りは今回で30回目になる。全国的に見ても最も古いひな祭りである。会場中央にはピラミッド型100段のひな壇(約8m)に、雛人形が約3万体飾られている。

 隣にある道の駅にもたくさんの人が来ていて、新鮮な野菜などを買っていた。私は、お雛様の一部を購入した。「御駕籠」と「御所車」40号12センチの大きさで、以前は7段飾りのお雛様の一部であったようだ。まとめて千円。ビッグひな祭りへのささやかな援助であった。とにかく全国からたくさんのお雛様が送られてきて、その保管も大変なようだ。

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 帰りに、郷土文化会館に立ち寄った。土曜日に学んでいる陽明学堂の人が書道展に出品しているとのことで、「書」の良し悪しはわからない。

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 皆さん阿南市の方々で、力作ばかりである。彼女が書いた「書」をネットで調べたが、あまり有名ではないのだろう、検索できなかった。愈彦の「雍州曲」という詩題であった。書道の本には出ているようだ。

 今、「老舎自述」(中国語)を学んでいるので、少しでも理解しようと、ネットで「北京の父 老舎」「老舎と漱石 生粋の北京人と江戸っ子」を買った。
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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社)

921 法(のり)の道まことは見えできのふの日も今日も空しく暮らしつるかな

922 法の塵にけがれぬ人はありときけどまさ目に一目見しことはあらず

923 心もよ言葉も遠くとどかねばはしなく御名を唱へこそすれ

924 ただたのむ三界六道の田長(たをさ)来てみつせの川に鳴きわたるかな

925 比丘の身は唯万事常不軽菩薩の行ぞ殊勝なりける