老舎「茶館」,中国語検定HSK5級 

 書いたものが、操作が悪いのか消えてしまった。

 土成図書館で借りた「北京の父老舎」を返しに行ったついでに、「老舎珠玉」(大修館書店 1982年)と伊集院静の「ノボさん 小説正岡子規夏目漱石」(講談社)を借りてきた。「老舎珠玉」には「茶館」(1957年作)が入っていたためであった。北京の清朝末から日本の中国侵略の時代に茶館に集う人々を登場させて、時代の変遷と生き方を描いている戯曲である。 

 コトバンクでは茶館について「中国の喫茶店で、茶を飲み点心などを食べる店。「さかん」とも読み、茶楼、茶肆(ちゃし)、茶居、茶寮ともいう。芸人を招き演芸させるなど、庶民的な娯楽の場、また交際、情報交換の場ともなった。(中略)なお、中国現代劇に茶館を舞台とした戯曲『茶館』(老舎作)がある。」と紹介している。

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 9月19日に岡山で受験した中国語検定5級の結果が10月26日に発表された。私は207点の得点でなんとか5級の資格があると認定された(300点満点で6割以上の得点が必要)。3月に試験の予定だったのが、コロナウイルスの影響で試験日程がずれて9月になったのが幸いした。陽光学院をはじめ、お世話になった先生方のおかげである。大変感謝している。

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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社

801 世をいとふ墨の衣のせばければつつみかねたり賤(しづ)が身をさへ

802 墨染のわが衣手のゆたならばうき世の民を蔽はましものを

803 何故に家を出でしと折りふしは心に愧ぢよ墨染の袖

804 捨てし身をいかにと問はばひさかたの雨降らば降れ風吹かば吹け

805 身をすてて世をすくふ人も在(ま)すものを草の庵にひまもとむとは