阿波民報、「北京の父老舎」(作品社 舒乙)、街頭演説会、あわ9条の会、「ひこ孫」(神亀酒造)

 10日(土)午後は陽明学堂で中国語。毎回、会話練習と「老舎自述」の読みがある。老舎自述は毎回A4で1ページを読むが、下準備が大変だ。2時間余りもかかる。知らない漢字を調べるのだが、読み・意味は私の持っている辞書にも ないのがある。それは推定して先生に聞くしかない。ところがこの本、中華民国成立以前の時代も含め書いているので、当時の風俗・習慣について先生も意味が分からないところがあるという。

 8月初めに老舎の息子の舒乙が書いた「文豪老舎の生涯」について触れたが、同じ舒乙が書いた「北京の父老舎」を土成図書館で借りてきた。内容は、「文豪老舎の生涯」とあまり変わりがない。しかし、「老舎自述」を訳してみてわからない点については、大いに参考になる。

 土曜日の中国語では、私の時間の前に高校生が学んでいる。彼はHSK5級に合格して来年3月には中国に留学する予定でいて、何とか第一次審査を合格して留学が実現するようだ。若い人が中国に留学して肌で実際の中国を感じ取り、いらぬ偏見・差別を払しょくして欲しいと思う。

 中国語が終わったあと、徳島駅前で行われた日本共産党の街頭演説会を聞きに連れ合いと行った。演説会では久保孝之徳島2区予定候補、白川よう子比例四国ブロック予定候補、志位和夫委員長が訴えた。また、永本能子弁護士、高開千代子新社会党県本部委員長、オール徳島の代表の一人、横山良(神戸大学名誉教授)さんから挨拶があった。話を聞いていて、四国では女性国会議員がいないことでその必要性を痛く感じた。

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 11日(日)朝はあわ9条の会恒例のマルナカ柿原店前での、憲法9条守れのアピール行動を行った。この日の参加は6名。涼しくなってきて、バイクのツーリンググル-プが多く目の前を通って行った。

 行動を終えて帰ろうとすると、Fさんが私を呼び止めてお酒をくれた。なんでかなと聞いたところ、以前私が自費出版して差し上げた本のお礼だという。埼玉県の神亀酒造の「ひこ孫」という銘柄で、Fさん宅では父親の代から神亀酒造に酒米を作って送っているという。なるほど、ラベルには「原料米 阿波 山田錦100%使用」と書かれている。楽しみだ。

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 今日(12日)は、朝から2時間ほどかけて「阿波民報」10号をバイクで配布した。 午後からは昨日に引き続きメダカの池の清掃を行った。

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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社

776 行く水は塞(せ)きとむこともあるらめどかへらぬものは月日なりけり

777 行く水はせきとどめてもありぬべし往きし月日のまたかへるとは

778 行く水はせけばとまるを紅葉ばの過ぎし月日のまたかへるとは

779 いにしへの書(ふみ)にも見えず今日の日のふたたびかへるならひありとは

780 ひさかたの雲のあなたに関すゑば月日のゆくをけだし止めむかも