スマホ料金の見直し、道つくり、守大助の会、「富士日記」中

 3日(土)の午前中に用事を済ませてから、連れ合いとNTTドコモに行って、スマホの料金設定の見直しをした。当初の見積もりより使っている量が少ないので、料金設定を低くした。二人で月1,000円ほど安くなるという。ドコモの目の前にブックオフがあり、待ち時間の間に寄ってみた。ざっと店内を回ってみると、ちょっと気になるタイトルが目についた。「漱石の夏やすみ」(中公文庫、高島俊男)で670円で買い求めた。著者の名前に見覚えがあったので、我が家の図書目録を調べてみた。中国文学者で今までに「中国の大盗賊 完全版」講談社新書、と「漢字雑談」講談社文庫を購入していた。感想はこのブログに紹介している。したがって著者は漱石の研究者ではないがこれから読むのが楽しみだ。この本には「福沢諭吉魯迅」という一文も入っている。
 「富士日記」中(中公文庫)を読んだ。武田百合子のこの日記、上巻もそうだが夫・武田泰淳を中心に富士山の見える別荘での暮らし(地域の人々との交流、近くに別荘がある作家・大岡昇平夫婦との交流、自然との交流など)がなかなか面白い。
 4日(日)の午前中は地域の道づくりがあり参加した。毎年10月の第一日曜日に実施している。私の属する自治会は57戸あり50戸ほどが参加した。日ごろの交流もあるが、めったに顔を合わせない人とも話をすることができて、地域の絆が強まるのではないだろうか。通常だと道つくりの後に防災訓練があるのだが、コロナ禍のために今回は中止になった。
 午後からは守大助さんを支援する徳島の会の徳島駅前宣伝行動と役員会があった。徳島駅前は駅前にあった「そごう」が撤退したため、いつもでも人出が少ないのにさらに減っていた。それでもマイクで守さんの無実を訴え、チラシを100枚配布した。会議ではニュースの配布と会費集金、国民救援会徳島県本部大会・徳島県母親大会の参加などを決めた。また「救援情報」の読み合わせをして、裁判官がどう事件に対処しているか学習した。一般人の我々から見ると、裁判官の認識には事件・被疑者に対する考え方おかしいとしか思われないところがあると感じた。
 会に参加したみなさんから、日本難病・疾病団体協議会が取り組んでいる「医療・福祉・介護・年金等、総合的対策の実現に向けた国会請願署名」に39筆の協力を頂いた。
●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!
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良寛歌集(東洋文庫556 平凡社
766 たまほこの道のくまぐましめゆはば行きし月日のけだしかへらむかも
767 白雪は降ればかつ消ぬしかはあれど頭にふれば消えずぞありける
768 白髪はおほやけものぞかしこしや人の頭も避(よ)くといはなくに
769 世にみつる宝といへど白髪にあに及ばめや千千の一つも
770 しらかみはよみの尊(みこと)のつかひかもおほにな思(も)いそその白髪を