連休期間中（私たち夫婦は毎日が休みだが）、とても気温が上がったのでこたつ布団二組の片づけをした。布団を干したり掃除をしたりで、案外の力仕事であった。まだまだ寒い日が来るだろうが、それは我慢。草が勢いよく生えてくる時期なので、草抜きが大変。そこで防草シートを庭の一部に張った。もう少し張って楽をしようと思う。これも高齢者対策である。
一昨日、介護の仕事をしている女性と話をした。連休中も当然仕事がある。利用者さんの生活リズムに合わせて仕事をしなければならないので、大変である。コロナウイルスの流行で、仕事量も増えているし、県から来る書類も増え、それに伴って提出する書類も増えている。県から来た書類をリングファイルに保存してあるので見せてもらったが、その中に衛生用品の在庫状況の調査があった。
在庫数・使用量・入荷予定を記入することになっている。
入る当てのない必需品をどう確保しろというのだろうか。残念ながらこの調査は、介護事業所に必要品の確保・供給を保障するものではない。厚労省・県の職員の皆さん、大変忙しいこととは思うが、自分がコロナウイルスに罹患する危険を承知で働いている介護職の皆さんの立場になって方針を決めて欲しい。必需品を早期に、国の責任で介護現場に無料で届けて欲しいものだ。
この調査の元になった厚労省の文書を、厚労省のホームページで探した。厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部の4月14日付の文書があった。「サージカルマスク、長袖ガウン、ゴーグル及びフェイスシールド、の例外的取り扱いについて」である。彼女が特に怒っていたのは、別添事務連絡の2枚目の「②長袖ガウンについて」であった。日常的にも危険で負担のおおきな仕事に従事しているのに、長袖ガウンが足りないから例外的に、長袖ガウン不足時は袖のないエプロン可としていることである。医療と同じく、介護でもそこの職員が感染したら、利用者には大変な負担がかかることは、自明の理である。
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586 おく山の杉の板屋に霰ふりあらたどたどしあはぬこの頃
587 雨あられちりぢりぬるる旅衣人毎のとりて干しあへるかも
588 ひさかたの雪気の風はなほ寒し苔の衣に下がさねせむ
589 いかにして君いますらむこの頃は雪気の風の日日にさむきに
590 わが宿のすすきがうへのしら雪は千とせ見ればか飽くことあらむ
