倉敷民商弾圧事件の無罪を勝ち取る徳島の会第５回総会

　18日（土）に、倉敷民商弾圧事件の無罪を勝ち取る徳島の会第５回総会があったので、連れ合いと会場の徳島市まで出かけた。

　総会には国民救援会徳島県本部の林伸豪会長（弁護士）、徳島労連の斎藤敦幹事と守大助さんを支援する徳島の会の私があいさつをした。総会には40名あまりが参加し、会の取り組みの報告、方針について話し合った。

　倉敷からは、弾圧された禰屋町子さん（倉敷民商事務局員）と小原事務局長が、弾圧事件のあらましについて報告した。禰屋さんが不当逮捕されて6年になる。彼女は428日間も拘留されたが、家族や支援者の激励で頑張ることができたと話した。この事件は、税金闘争で頑張っている民商への弾圧であり、日本の政治・暮らしを良くしようとしている民主団体への攻撃でもある。

　私は、守大助さんを支援する徳島の会を代表して、以下のとおりのあいさつをした。

　仙台北陵クリニック事件の守大助さんを支援する徳島の会の有川です。
　本日は、倉敷民商弾圧事件の無罪を勝ち取る徳島の会総会の開催おめでとうございます。
　この弾圧事件は、国民の暮らしと中小零細事業者の経営を守るため闘っている民主商工会を、2014年消費税率が５％から８％へと引き上げられる直前、国税局と警察・検察がグルになって、引き上げ反対の先頭に立って奮闘してきた民商への、国家的弾圧事件だと認識しています。そのことは、昨年10月に消費税が10％に引き上げられたことでも明らかです。
　私たちの会は、皆さん方の弾圧に反対する運動にも連帯して、弱者の権利・人権を擁護するために頑張ってきています。
　守大助さんは、昨年11月13日に最高裁への再審開始を求める請求が退けられました。守大助さんとご両親を支援する私たちの運動も、大変大切な時期になってきました。来月2月29日（土）には、徳島県青少年センター4階会議室で第15回総会を開催します。
　ここには袴田事件の巌さんのお姉さん（袴田秀子さん）が来られて、「無実の弟を支えて半世紀」と題して、記念講演があります。今日のこの総会にご参加の皆さんの中にも、私たちの会員さんがたくさんおられますが、会員でない方も含め、多くの方のご参加をお願いして、私の連帯のあいさつとさせていただきます。ともに頑張りましょう。