大輪カトレア、きのこハウス理事会、健康班会「脂質異常症」、「水滴」(目取真俊・文藝春秋社)

 連れ合いが、大輪のカトレアを花卉栽培農家の友人からもらってきた。素晴らしいものである。我が家の庭を見てみると、昨年もらったカトレアも一輪だけだがつぼみをつけていた。

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 昨日(17日)は3時からきのこハウスの理事会があり参加した。来年度予算の考え方、年末賞与などについて話し合った。財源をねん出するのが大変なことだと理解されたが、大手企業の賞与との驚くべき差に職員の生活の大変さ、出す方の大変さが解る金額であった。利用者も職員も安心して暮らせる介護報酬にしてほしいが、今の安倍政権はそんなところには目もくれない。

 夜は健康班会があった。テーマは「脂質異常症」。以前は「高脂血症」と言っていたようだが、「脂質異常症には、自覚症状がほとんどありません。そのために気付くのが遅れ、ある日とつぜん心筋梗塞などの発作におそわれる人が少なくありません。発作を防ぐには、毎日の生活(食事や運動)に気をつけること、健康診断などで『脂質異常症の疑いがある』といわれてときは、放置せずに早めに医師の指導を受けることが大切です。」と言われた。私は内臓脂肪が少し多いようなので、運動をもっとしなければならないが、どうしてもおっくうになって、実行できていない。

 目取真俊の「水滴」を読んだ。1997年4月に発表されたが、芥川賞の受賞作である。芥川賞直木賞が発表されると、すぐに買って読む人がいるが、私はそういうことをしたことがない。

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 赤い帯に書かれているが、不思議な物語だ。沖縄戦で多くの人々が亡くなったが、今でもその時の情景を思い出す人が多いのだろう。私の両親は沖縄から近い沖永良部島生まれで、戦争に遭遇している。叔父も戦争で亡くなったし戦犯になった人もいた。国・軍部が起こした戦争で、悔しくて死にきれない人々がたくさんいる。昭和天皇が平和を求めたと言うようなことは、決してできない。

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良寛詩集(東洋文庫556 平凡社

406 ねもごろにたづねてみませひさかたの天の川原はいづこなるかと

407 天の川川べの堰(せき)や切れぬらしことしの年は降り暮らしつつ

408 を止みなく雨は降り来ぬひさかたの天の川原の堰や崩(く)ゆらに

409 天の川やすのわたりは近かけれど逢ふよしはなし秋にしあらねば

410 ひさかたのたなばたつめは今もかも天の川原に出で立たすらし