守大助の会、B型肝炎訴訟大阪原告団総会、目取真俊、きのこハウス理事会

 守大助の会の役員会が23日にあったので参加した。会議の前に、恒例の徳島駅前宣伝を行った。今回は、国民救援会の人たちとえん罪をなくすための宣伝を行った。その後の役員会では、この間の活動報告がされた。ニュース「僕はやってない!」53号の配布と会費の集金行動が多くされた。また、当面の活動予定も提案された。来年2月29日の総会の議案が出され、来月の役員会で皆さんの意見を出してもらうことになった。議案の最初の会長あいさつ、ニュース「僕はやってない!」54号(新年号)の会長あいさつも書かなければならない。守大助さんあての年賀状を印刷し、会員の皆さんにお願いして出すことにした。少しでも守さんの励ましになればと思う。

 最高裁の再審開始請求を棄却した不当決定に、仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件全国連絡会などが最高裁に抗議する「声明」を11月18日に発表した。

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 守大助さんも11月17に不当決定に対して、以下の通り声を上げた。

 気がつけば日脚もめっきり短くなり、冬の到来を実感しています。皆さんお元気ですか。これまで「仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件」のために、貴重な時間を費やしてご支援くださり、心より感謝しております。ここまで負けずに闘うことができたのは、皆さんの温かくそして力強いご支援があったからです。第一次特別抗告では、仙台地裁・仙台高裁のデタラメな審理が見直されると信じていたのに、職権での証拠調べ・証人尋問せず、これまでの下級審の判断が信用できるとし、たった一枚の紙きれで棄却決定されました。

 どうしたら私たちが、被害者とされる患者さんの血液検査できますか?科学の世界では土橋鑑定は間違いであり、信用できないとされているのに、なぜ裁判所だけ信用できると認定しつづけるのか?ましてや検出された物を、再審になって主張を180度転換し、間違いであったことを認めているのです。それでも裁判所は事件だと......。

 私は弁護団の先生たちと、直ちに第二次再審請求へ進めたいと思います。次こそ真実を裁判所に分からせるため、負けずに私は闘います。

 どうか全国の皆さん、勝利するまでお力をお貸しください。2019.11.17

                           無実の守大助 

 無実の守大助さんを支援する闘いはまだまだ続く。

 

 11月24日は大阪で、B型肝炎訴訟大阪原告団総会があったので出かけた。総会の前に医療講演会があった。演題は「B型肝炎治療の最新情報と今後の展望について」と題して榎本大先生(大阪市立大学大学院医学研究科肝胆膵病態内科学・准教授)が1時間余り話をし、その後多くの質問に答えてくれた。

 総会には71名の原告が参加し、前年度活動報告、本年度活動方針、会計決算報告、会計監査報告、本年度会計予算、役員選任などが承認された。活動報告日誌を見ると、大阪原告団の素晴らしい活動ぶりが理解された。徳島班はなかなか他県の活動に追いつけていない。それでも、来年2月16日(日)には相談会を予定している。

 総会の帰りに阪急三番街にある紀伊国屋書店に立ち寄った。最近、気になっていた目取真俊(めどるま しゅん 芥川賞作家、社会活動家、沖縄生まれ、沖縄在住)の小説を探した。沖縄の米軍基地や辺野古基地建設に反対して活動している。「虹の鳥」があったので購入した。

 昨日(25日)はスマホの調子が悪いのでドコモに行ってきた。バッテリーの交換が必要とのことであった。2年がメドとのことだったがまだ1年7か月しか使っていない。仕方がないので交換することにした。3時からきのこハウスの理事会であった。その前に少し時間があったので、ドコモ前のブックオフに立ち寄ったら、目取真俊芥川賞受賞作「水滴」があったので200円で購入した。「虹の鳥」は1,980円であったのでえらい違いだ。

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 3時からきのこハウスの理事会であった。事業がうまくいっていない部署もあり、大変なようだ。来年度の予算編成も苦労が予想された。どれだけ職員の能力とやる気を引き出すか、大きな課題と思う。

●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!

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良寛詩集(東洋文庫556 平凡社

386 この岡の秋萩すすき手折りもて三世の仏にたてまつらばや

387 わが宿の垣根にうゑし萩すすき道もなきまでしげりあひにけり

388 秋風の尾花吹きしく夕暮は渚に寄する波かとぞ思ふ

389 秋風にたなびく山路のすすきの穂見つつ来にけり君が家べに

390 秋風に露こぼれて花すすきみだるる方に月ぞいざよふ

※三世の仏:過・現・未三世の諸仏