B型肝炎中四国原告交流集会と宮内張子「寿ねずみ」

 11月9日・10日に香川県高松市(高松国際ホテル)で中四国の原告交流集会が開かれた。今回で4回目(過去は、広島・宮島、岡山、米子)。大阪弁護団、大阪原告団からは、中島弁護士と私が参加した。
 実行委員長は香川の方で、歓迎のあいさつをし、全国原告団の田中代表も東京から来てあいさつをした。
 記念講演は高口浩一先生(香川県立中央病院・副院長)で、「B型肝炎の最新治療」と題して、わかりやすく1時間ほど話され、その後質問を受けた。また、患者体験報告が3名からあった。。
 午後6時からは懇親会があり、最初の歓迎の出し物は香川ですので少林寺拳法と太鼓の実演があった。どちらも迫力があった。
 翌日(10日)は、各県の活動報告があり、私も徳島の活動を報告した。また、9名ほどのグループに分かれて体験交流をした。
 集会アピールが採択され、「これからも一丸となって、全ての肝炎患者が、不当な偏見・差別を受けることなく、また気軽に支え合って安心して暮らしていける社会を目指して様々な活動を続けていきます。」とうたわれた。
 徳島は大阪原告団に所属しているが、各地の活発な活動を知ることができ、有意義な2日間であった。

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 集会が終わった後、高松市内にある福田屋(諸国民芸店)に立ち寄り、太田みき子さんの宮内張子(宮内フサさん(1985年102歳で死去・人間国宝)の孫)を購入した。来年の干支のネズミで新たに作られた。「寿ねずみ」であった。

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良寛詩集(東洋文庫556 平凡社

366 百草の千草ながらにあだなれど心にしみてなぞ思ひける

367 秋の野(ぬ)の千草ながらに手折りなむけふのひと日は暮れは暮るとも

368 秋の野の草葉おしなみ来(こ)しわれを人なとがめそ香にはしむとも

369 つゆじもにそめて来ぬらむ墨衣色にこそ出でねうるほひにけり

370 秋の野をわがわけ来れば朝露にぬれつつ立てりをみなへしの花