平和パネル展、月桃、「名人 志ん生、そして志ん朝」

 今年も、平和パネルの展示が始まった。先月28日には一条ふれあい会館に「原爆パネル」を持参した。1日には、中央ふれあい会館に「徳島大空襲パネル」を持参し、職員の皆さんと展示した。全国各地の地方都市にも、米軍は無差別の空襲を行っている。徳島でも、徳島市の中心部が焼け野原にされている。

f:id:tetuo0208:20190705092955j:plain

f:id:tetuo0208:20190705093129j:plain

 二度とこのような悲惨な目に住民が合わないようにすることの大切さを実感させられる写真である。

 前回、楊貴妃のことを書いたが、本の表紙は上村松園の絵である。「上村 松園(うえむら しょうえん、1875年(明治8年)4月23日 - 1949年(昭和24年)8月27日)は、日本画家。 明治の京都下京に生まれ育ち、女性の目を通して「美人画」を描いた。1948年(昭和23年)女性として初めて文化勲章を受章。子の上村松篁、孫の上村淳之と3代続く日本画家である。 」とウィキペディアに紹介されていた。

 奈良市に美術館があるので、機会があれば行ってみたい。ふくよかな顔立ちで少し太り気味の姿は、唐代の美人の典型であった。

 4日が4月から京都に行った孫の誕生日で、彼の誕生日プレゼントの注文は、角田光代訳の源氏物語であった。全3巻で上・中が出版されている。第3巻は11月発行ということであった。それ以外に中国語の本ということで、私が使った「キクタン」(6冊)や「口で覚える中国語」(3冊)などを一緒に送った。

 「名人 志ん生、そして志ん朝」(文春文庫 小林信彦)を読んだ。身近に落語のある地域で生まれ育った著者の文章は、生き生きとその時代、その人らを描いて見せてくれている。今では落語はじっくり聞くことも見ることもかなわない。即席で、残念ながら味わうまでにはとても至らない。

 もう47年も前に、講談社文庫から興津要編の「古典落語」が出版された。「古典落語上・下」「古典落語続」「古典落語続々」「江戸小咄」「江戸小咄続」である。全部で3,240ページもあった。楽しく読ませてもらった。

f:id:tetuo0208:20190706111013j:plain

 7年ほど前に植えた「月桃」がようやく咲いた。蛙が花の中で休んでいた。満月美人が昨日、一昨日 、それぞれ10輪ほどの花を咲かせた。部屋中に芳香が満ちた。

f:id:tetuo0208:20190706080443j:plain

f:id:tetuo0208:20190704212851j:plain

f:id:tetuo0208:20190703103510j:plain

f:id:tetuo0208:20190630131312j:plain

f:id:tetuo0208:20190630072659j:plain

f:id:tetuo0208:20190630072726j:plain

●仙台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!

B型肝炎訴訟は全国B型肝炎訴訟弁護団にご相談を!

良寛詩集(東洋文庫556 平凡社

253 五月雨の雲間をわけてわが来れば経読鳥と人はいふらむ

254 わくらばに訪ふ人もなきわが宿は夏木立のみ生ひしげりつつ

255 夏草のしげりにしげるわが宿はかりとだにやも訪ふ人はなし

256 わくらばに人にも訪ひ来ぬ山里は梢に蝉の声ばかりして

257 わが庵は森の下庵いつとても青葉のみこそ生ひしげりつつ

※経読鳥:鶯の異名