びっくり北海道4日間、腰痛

 阪急交通社主催の「びっくり北海道4日間」に14日から連れ合いと行ってきた。

 14日は羽田空港経由で新千歳空港から宿泊場所の「十勝川筒井温泉」へ。宿に着いたのは午後9時を大きく回っていた。徳島空港だけでなく、高松空港伊丹空港関西空港からの参加者45名なので、新千歳空港に着く時間が違う。しかも伊丹空港からの参加者は30分以上の延着であった。とにかく、食事をして温泉にも入り、翌日からの旅行に備えた。走行距離173km。

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 旅程は全部貸し切りバスなので安心であった。2日目は、幸福駅釧路湿原北斗展望台、オンネトー(湖)見学で、宿は阿寒湖温泉。天候が悪い。ひたすら走る時間が多いので、見学時間が少ない。幸福駅で30分。鉄路がなくなった幸福駅には土産物屋が2軒。北海道の鉄道・経済の落ち込みを象徴するようにぽつんと車両が2両置かれていた。

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f:id:tetuo0208:20190615111706j:plain      湿原の展望台では見学はわずか20分。天気が悪くて湿原が遠望できない。f:id:tetuo0208:20190615122347j:plain

 阿寒湖温泉では、温泉街にあるアイヌの木彫り店などを散策した。2人で北海道をレンタカーで巡ったのは2001年5月。阿寒湖も釧路湿原摩周湖も天候が悪くひどく寒かった。

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 釧路湿原を見学した後は、釧路フィッシャーマンズワーフで昼食。近くの公園に本郷新制作の丹頂鶴を抱いた少女の銅像が置かれていた。走行距離308km。

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 3日目は朝は摩周湖へ。これが大変。雨風がとても強く、バスを降りてはみたものの寒くてゆっくり摩周湖を見るどころではない。展望台横の売店に避難した。ところがその後、天候が回復。知床五湖の高架木道を歩いて第一の湖を堪能した。ここでは五湖をめぐる遊歩道があり、時間はかかるが楽しそうだったが、残念ながら私たちのツアーに入っていなかった。その後オシンコシンの滝を見学。瀑布の水が降りかかってきて気持ちがいい。

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 そして、小清水原生花園へ。原生花園の前には小さな駅があった。一日に何本も走らないそうだ(2時間半に1本ぐらい)が、うまい具合に汽車が到着。もちろん、乗車する人はいない。また、雨が降ってきた。温根湯温泉で宿泊。周りに店はない。しかし、目の前で揚げる天ぷら、焼くステーキなど大変おいしかった。アルコールも1時間1,300円の飲み放題。といってもそれほど多く飲めるわけではない。走行距離375km。

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 4日目(17日)は徳島に帰るだけ。ところが、腰が痛くなって早朝3時過ぎに目が覚めた。とにかく痛くてたまらない。這いながらトイレに行った。こんなことは今までの旅行では初めて。連れ合いを起こしてみたがどうしようもない。6時前に痛み止めを飲んだが、効き目がなかなか出ない。痛みが治まるのを願いながらバスに乗車した。ホテルを7時に出発し、新千歳空港に着いたのが11時半。13時の羽田行き、15時30分の徳島行きに乗り継いで、我が家に着いたのは午後6時10分であった。楽しかったが、「びっくり」するほどとても痛い旅行であった。バスの走行距離297km。バス総走行距離1,153km。

 徳島に帰ってみると、子どもたちから父の日のプレゼントが届いていた。感謝。

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良寛詩集(東洋文庫556 平凡社

233 ひさかたの雨にぬれつつ時鳥鳴く声きけば昔おもほゆ

234 時鳥空行く声のなつかしみねさへうかれて昔おもはる

235 あさ夕(よひ)になく郭公かずとめて風にたぐへてやらましものを

236 ほととぎすわが住む宿は多かれど今宵の蛙(かはづ)まづめづらしも

237 さ苗ひくをとめを見ればいそのかみ古りにし御代の思ほゆるかも