夜の女王、満月美人、十三夜美人咲く、B型肝炎訴訟裁判傍聴、「川上澄生全集」9巻、10巻、11巻、「新作囲碁落語十二選」

 15日(水)の晩、夜の女王、満月美人、十三夜美人が咲いた。昨年もこの時期に咲いている。もっとも大輪柱は2日前にも咲いたが、朝になって気が付いた。上から、夜の女王、満月美人、十三夜美人。もうすぐ、月下美人も咲く。

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 17日(金)は大阪地裁でB型肝炎訴訟の期日であったので、土成から高速バスで梅田まで行った。往復の車中で「川上澄生全集」第11巻、「新作囲碁落語十二選」(近代文藝社 1996.6 松風鈴生・本名:勝田倫吉)を読んだ。

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 今は蔵書票ははやらないが、見ているといいものだ。蔵書家の好みが伝わってくる。

「新作囲碁落語十二選」

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 「新作囲碁落語十二選」は帯を見ると「月刊囲碁クラブ」に好評連載の落語集と書いてあった。だいぶ昔、囲碁クラブを購読していたので、もしかしたら読んだかもしれない。1979年1月から12月にかけて連載している。しかし、字数の制限があったのだろう、あまりうんちくがない。我が家には何冊か落語と囲碁について書かれたものがあるが中野孝次編の「日本の名随筆Ⅰ・Ⅱ(作品社)」は、有名な作家やプロ棋士の文章が収まられていて興味深かった。また、「昭和囲碁風雲録上・下」(岩波現代文庫・中山典之 2014年11月 初版は2003年)は、過去の名人たちの対局などをプロ棋士が書いて興味深かった。

 裁判では免訴の20年問題を中心に、原告2名と弁護士が陳述した。国と裁判所が本当に被害者である原告たち(国に提訴できない被害者もたくさんいる)を救済するには、字面で法律を解釈するのでなく、被害の実相と真剣に向きあわなければならない。

 川上澄生全集」第9巻、10巻もこの間読んだ〈見た)

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良寛詩集(東洋文庫556 平凡社

198 深見草今を盛りに咲きにけり手折るも惜しし手折らぬも惜し

199 手もすまに植ゑて育てし八千草は風の心に任せたりけり

200 わが宿に植ゑて育てし百くさは風の心に任すなりけり

201 八重葺かばまたもひまをば求(と)めもせむみすすぎ川へもちて捨てませ

202 さすたけの君がたまひしさ百合根のそのさゆりねのあやにうましと