大阪高裁傍聴、うみがめ博物館カレッタ、法事、花火、あすたむらんど徳島

 連日忙しい。7日(水)はB型肝炎訴訟で大阪高裁傍聴、8日(木)は日和佐にあるうみがめ博物館カレッタに行き、9日(金)は義弟の連れ合いの両親の法事、10日(土)は我が家で花火、11日(日)はあすたむらんど徳島、今日(12日)は御所の郷。連日やすまる暇がない。 間を縫って中国語教室へ。

 大阪高裁では、以前大阪地裁で意見陳述した方が、民法20年時効の不当性について、自らの肝炎の治療経過に基づいて、意見陳述した。このことについては九州・広島・東京・北海道でも国と争っており、今のB型肝炎訴訟の最大の焦点になっている。多くの国による被害を受けた方の救済にとっては欠かせないことである。また法の下の平等にも係るものと思う。大阪弁護団だけでなく、東京・北海道・九州の弁護士も意見陳述をした。 

 8日は日和佐にあるうみがめ博物館に行ってきた。我が家から70kmもあるが、娘が運転してくれたので楽をした。偶然にも、健生山の会の友人が、孫娘を連れて来ていた。うみがめ博物館のあとは、日和佐の道の駅に立ち寄った。kaede君が友達にお土産を買うのであった。彼はうみがめ博物館を見て、夏休みの宿題の一つにウミガメの生態などを選んだ。お母さんが大変で、今ブログを書いている私の後ろで宿題の手伝いに大わらわであった。

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 これはnagi君のリクエストであった。みんなおお喜び。駒ケ根小学校では、うみがめ博物館に行ったことがないようだ。

 9日は義弟の連れ合いの両親の法事であった。すぐ近くに家があるので助かった。叔母さんは昨年亡くなったが、叔父さんは25回忌であった。二人とも温和な人で、我が家の子どもを大事にしてくれた。

 9日の夜は義弟夫婦と法事に来ていた甥・姪が子どもを連れて、我が家に花火をしにやってきた。周りに家がないのと、少し庭が広いので安全に花火ができるので、たくさんの花火持参でやってきて、我が家の孫たちも大喜びであった。2歳のkei君まで参加。nagi君は両手に4本も持って大満足。小5のkaede君は不参加。室内でテレビを見ていた。少し早い思春期の始まりか。

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 11日はあすたむらんど開園の時間に合わせて行った。すでに多くの車が門が開くのを待っていた。ここにも毎年行っている。お目当てのものがある。nagi君、kei君は底の浅いプールで遊んだ。nagi君がプルの中で転げまわって楽しんでいるのにはびっくりした。kaede君は体験教室で舟を作った。船にも乗った。

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 まだまだ、徳島に来て予定しているものがあるようだ。じじ・ばばは体力の続く限り付き合わなければならない。

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良寛詩集(東洋文庫556 平凡社

288 あはれさはいつはあれども葛の葉の裏吹き返す秋の初風

289 あしひきの山田のかがし汝(なれ)さへも穂ひろふ鳥を守(も)るてふものを

290 かくばかりありけるものを世の中は何朝がほをもろしと思はむ

291 秋もややうらさびしくぞなりにける小笹に雨のそそぐを聞けば

292 秋さめの日に日に降るにあしひきの山田の爺(をぢ)は晩稲(おくて)刈るらむ

 

あわ9条の会、海水浴、くら寿司、囲碁

 4日(日)はあわ9条の会恒例のマルナカ柿原店前での宣伝行動があった。朝8時半からだったが、すでに日差しが暑かった。参加者は6名であった。熱中症になってはいけないので半時間で切り上げた。

 しかし、その後に海水浴が待ち受けていた。孫たちのいくつかの希望の一つであった。10時半過ぎに着いた月見ヶ丘海水浴場には、すでに多くの海水浴客が来ていた。kaede君は学校やスイミングスクールで泳いでいるので大喜び。nagi君もお兄ちゃんに負けずに張り切っていた。kei君は私と海辺で水と遊んだ。一番喜んだのは二女。いい気分転換になっただろう。

 5日は娘、nagi君、kei君はお祖母ちゃんと阿波市の平和写真展を見た後、ドルチェで美味しいアイスクリームを食べてきた。私とkaede君は留守番。昨日(6日)は吉野川市の花火を見る予定であったが、雨のために中止になったので、くら寿司で夕食を摂った。これも徳島での予定のひとつ。

 毎晩、3人の孫と風呂に入るのだがこれが大仕事。なかなか風呂から出てくれない。さらに、囲碁の相手をしなければならない。kaede君は2級の腕前になっていて、徳島に来る直前の2つの大会で優勝したと言っていた。確かに昨年よりも腕が上がっており、6子置かせても負けることがある。5歳のnagi君も囲碁を始めており、私に挑戦してきた。2歳のkei君まで「囲碁しよう」と言って、見よう見まねでやってくる。

 今日はこれから大阪に行って、大阪高裁のB型肝炎訴訟を傍聴してくる。

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283 朝夕の露のなさけの秋近み野べの撫子咲きそめにけり

284 この宿のひと本すすきなつかしみ穂に出(づ)る秋はとめてわが来む

285 さびしさに草のいほりを出でてみれば稲葉おしなみ秋風ぞ吹く

286 わせねとる時に契しにいな葉おしなみ秋風ぞ吹く

287 何となくうらがなしきはわが門の稲葉そよがす初秋の風

二女一家来る、映画「ペット2」、きのこハウス夏祭り

 7月31日(水)晩の12時前に長野・駒ケ根の二女が、3人の息子(小5、5歳、2歳)を連れてやってきた。毎年、夏休みのこの時期にやってくる。これから2週間余り、我が家は大変だ。一昨日は、どこに食事に行くか遊びに行くか話し合った。彼らにも心づもりがある。早速、2日にはフジグランに私と小5、5歳が映画「ペット2」を見に行った。映画を見ながら、二人は楽しさに大笑い。娘と三男はフジグランのおもちゃ屋で遊んでいた。映画の後はゆめタウンに行って買い物。ガンダムの目指すキャラクターを購入。財布は私たち夫婦の出費。

 今日は、きのこハウスの夏祭りに行ってきた。かき氷、ポップコーン、フランクフルトなどを食べてきた。3人で競って食べて満足そうであった。暑くて、大変だった。

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 予定はまだまだたくさんある。年々パワーアップしてきている孫たちの対応に、私たちの体力がもつかどうか心配である。本も読めないし、中国語の勉強もなかなかできない。

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278 萩の花咲くらむ秋を遠みとて来ませる君が心うれしき

279 萩が花咲くをとほみと古里の草のいほりを出でてこしわが

280 いとどしく老いにけらしもこの夏はわが身ひとつの寄せどころなき

281 あしひきのみ山の茂み恋ふつらしわれも昔の思ほゆらくに

282 いのちのまたくしあらば木(こ)の下(もと)にいほりしめてむまた来む夏は

肝がん撲滅・市民公開講座、守大助の会、「日本漫画史」(細木原清起 岩波文庫)、奄美大島からお菓子

 27日(土)は、日本肝臓学会主催の「肝がんで死なないために」と題する医療講演会と肝炎ウイルス検査を受けましょうの啓発活動、があった。 
 11時からの徳島駅前の啓発活動では、徳島県肝炎対策協議会の島田徳大教授をはじめ20名ほどが参加して、チラシやうちわを配った。参加した皆さん、肝炎コーディネーターの方で、おそろいのTシャツを着て注目を引いた。
 大阪からは全国B型肝炎訴訟大阪弁護団の増田・真鍋・河野弁護士が参加した。私と近藤徳島肝炎の会事務局長も参加した。暑い日差しのもと頑張ったが、多くの方が受け取ってくれた。特に、河野弁護士は一家4人で参加。4歳のお兄ちゃんも頑張ってうちわを配ってくれた。すごいですね。
 肝がん撲滅運動、市民公開講座では3つの講演があった。
① 「肝がんにならないために、今、私たちに出来ること」立木佐知子さん(徳大肝疾患相談室)
② 「B型肝炎訴訟について」真鍋弁護士
③ 「本当は怖い脂肪肝と肝がん予備軍のお話し」飯島尋子兵庫医科大学教授
 市民公開講座で、B型肝炎訴訟の弁護士が話をするのは初めてではないだろうか。

 飯島先生は、講演のまとめで、以下の4点を強調した。

C型肝炎が治っても肝炎が進んでいた人はがんの危険性があります。続けて検査をしましょう・

脂肪肝、糖尿病の人は肝硬変になる危険性があるかどうかを1回でよいので専門医で検査してください。

③検査をしていれば肝がんは切除やラジオ波で治療ができるうちに見つかります。

④肝がんの治療は進歩しています。心配な人や肝炎がある人はかかりつけの医師に相談してください。

 C型肝炎は治る病気になり、B型肝炎の治療も大変進んできている。日本人も欧米人のような食生活になり、脂肪肝が増えてきてそのことがきっかけで肝がんになる人が増えてきている。ここに示した4点に該当する人は定期的にきちんとした受診が必要と感じさせられた。

 閉会のあいさつでも島田教授がB型肝炎訴訟の重要性、相談するならB型肝炎訴訟弁護団にと話をしてくれた。100名余りの参加者でしたが、講演後には相談会も開かれた。

 この日の公開講座は、後日ケーブル徳島(111ch)で放送される。是非ご覧ください。

①木曜日:9/12、9/19、9/26 13:00~15:00 20:00~22:00

②土曜日:9/14、9/21、9/28 15:00~17:00

③日曜日:9/15、9/22、9/29 11:00~13:00

 写真は宣伝行動を終わって記念撮影、B型肝炎訴訟について話をする真鍋弁護士、島田教授、講演を終わって皆で記念撮影

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 昨日(28日)は守大助さんを支援する徳島の会の役員会があった。恒例の徳島駅前での宣伝行動は天候が不順なため中止した。

 この日の報告のメインは、7月25日の守大助さんとの面会と翌日の全国集会と最高裁判所への要請行動であった。佐藤・川上・湊の3名が千葉刑務所に行って大助さんと面会し激励してきた。湊さんは初めての面会で緊張したと語っていた。写真でしか見たことがない(20歳代の守さん)が守さんが面会室に現れた時、老けているので驚いた(当たり前であるが)と語った。それだけ長い間、守さんは不当にも人権を侵害されている。調理の現場で根気よく働いているようであった。

 最高裁は入れる人数が制限されているが、徳島からの3人は入館できて担当者に自分の思いを伝えてきた。えん罪をえん罪として認めるには、検察が持っている全証拠の開示が大事であること、看護師として40年余り勤務してきた経験からすると、裁判官が正当な判断をしていないこと、良心に基づいて判断して欲しい、ことなどを訴えてきたようだ。

 この日の役員会、うれしいことがあった。鎌田さんが6人も会員を増やしてくれた。守さんの無実を証明するには多くの賛同者が必要で、心強い限りであった。徳島の会の最高裁宛の署名数は1,571筆、会員数は541名になった。

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 細木原清起の「日本漫画史」(岩波文庫)を読んだ。表紙カバーには「鳥獣戯画から岡本一平まで」と書かれている。本書は1924年大正13年)に出版されている。漫画の元祖と言われる鳥羽僧正から岡本一平岡本太郎の父親)までの漫画の歴史を書いている。現在までだとあと100年ほどあるので、解説の清水勲が長い解説を書いて補足している。

 我が家には大津絵が数点あるが、細木原はこう記している。「德川期の漫画を叙するいて、先ず最初に敬意を表し最も称賛しておかねばならぬのは大津絵のことだ。大津絵は古今独歩の漫画でそして大関の資格を具備して居る。何故ならば、その画の内容は無論のこと、未だ錦絵のような版行によって民衆に数をひさぐという程の時世の進歩に至らなかった際、肉筆彩画を以て一銭二銭の端た銭で売って道行く人を楽しませたという事が、真に民衆土台の芸術として最も尊い漫画である事だ。」

 我が家の玄関に飾っている大津絵は、40数年前に購入したもの。

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 心を和まさせてくれる。

 先日、奄美大島の叔母からおいしいお菓子をたくさん送ってきた。連れ合いは黒糖にピーナッツが入ったお菓子が好物だ。90歳近くになるが、一人で頑張っている。叔母の声はとても明るくて、聞くととても気持ちがよい。

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273 着てみればいよよすずししさすたけの君が手染めの麻のさ衣

274 たまほこのきりの陰道すずしきにわれ立ちにけりそのかげ道に

275 秋萩の咲くを遠みと夏草の露をわけわけ訪ひし君はも

276 萩の花咲けば遠みとふるさとの草の庵を出でし君はも

277 はぎかしは咲けば遠みとふるさとの草のいほりを出で来し君か

参議院選挙、「阿波民報」発行、月下美人の病気、きのこハウス理事会、「超・居酒屋入門」(太田和彦 新潮文庫)

 21日、参議院選挙の投開票が行われた。自民党議席を減らし、自公政権憲法改正に必要な3分の2の議席を確保できなかった。憲法9条を中心とする改悪に、一応の歯止めがかかったとみてよいだろう。しかし、まだまだ油断は禁物。一部野党を取り込んで、改悪を狙う姿勢を安倍政権は見せている。選挙区は徳島・高知の合区であった。松本けんじ候補を私は応援していたが、残念ながら当選までには至らなかった。それでも、5野党の共同候補として活動を始めて短時間のうちに、20万票を越える支持を得たことは国民の期待の大きさを実感できるものであったと思う。日本を海外でアメリカとともに戦争できる国にしないための国づくりがますます大事になってきている。

 阿波市の中野厚志議員が6月議会の議会報告を作るために、質問事項・答弁事項を書いた原稿を送ってきた。市民の皆さんに、議員活動の報告をすることは大変大事で、「阿波民報」づくりに私も一役買っている。参議院選挙があったので発行が少し遅れたが、すぐに印刷してくれるだろう。

 月下美人が咲きだしたが、どういうわけか病気になった株がある。葉に黒い点々ができる病気はよくあるが、今回のように葉が緑のまだらになって浮いているのは初めてだ。細菌が入ったのだろうか。その部分だけ切り落とした。

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 昨晩は「夜の女王」が咲いた。30㎝あまりの大輪である。午後4時ごろと午後10時過ぎの花である。

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 きのこハウスの理事会が22日にあったので参加した。横田理事長が常勤を退いたので、だいぶ雰囲気も変わったのかとも思う。きょうされんの理念、横田さんの創業の思いを引き継いでいってもらいたい。

 「超・居酒屋入門」(太田和彦 新潮文庫)を読んだ。

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 私は、居酒屋は年に数度しか行かないが、この本を読んで各地の居酒屋の銘酒・名菜を味わうのも楽しい。あとがきに俳優の渡辺文雄がこう書いている。「居酒屋をめぐる彼の旅は、はしご酒に似ていると、私は思う。はしご酒の目的は、実は酒ではない、椅子なのだ。今宵、心おきなくくつろぐことのできる椅子。いちど座ったらもうどこにも行きたくなくなるような椅子。そんな椅子を探して、人ははしご酒を繰り返す。」 

 私の場合は出不精なので、家でゆっくりする。15年も前に文庫化されたので、ここに登場するいくつかはもうないだろう。

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良寛詩集(東洋文庫556 平凡社

268 おしなべて緑にかすむ木間よりほのかに見ゆる弓張の月

269 八木山の木かげ涼しく木を折るは神の恵みと今は思はむ

270 養老の滝の白玉とめおきて君が齢のありかずにせむ

271 天人(あまびと)着るといふなる夏山のせみの羽衣いづこより得し

272 蝉の羽のうすき衣を着ませればかげだに見えてすずしくもあるか

健康班会、平和写真展、

 16日(火)の午前中は連れ合いと、平和写真展を展示している2か所(吉野中央ふれあいセンター・一条ふれあい会館)のパネルの回収をした。被爆者署名の協力もしてくれていた。そして、市場ふれあい会館と柿原ふれあい会館に持参した。どこも毎年開催しているので、すぐに展示できた。

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沖縄戦のパネル・市場ふれあい会館)

 16日の夜は徳島健生協の健康班会があった。今回の参加者は7名であった。テーマは「日常生活でできる、夏の健康対策」であった。最初に「ボケます小唄、ボケない小唄」を皆で歌った。血圧測定・尿チェックを行ったが、皆さんほぼ良好であった。夏の健康対策で重要なのは「熱中症予防」で、日常生活の中でも増加している昨今である。講師の看護師は「重症化すると生命も脅かす恐ろしい病気だが、正しい知識を持って適切な処置をすることで、予防することができる。」と話された。

 健康班会の参加者は60歳・70歳代の人ばかり。予防法として、①暑さを避ける ②こまめに電解質の入ったスポーツドリンクなどを補給する ③体調や、生活習慣に気を配る ④スポーツなどを行う場合には、責任者が全員の健康状態、欠食の有無を確認し、定期的に水分補給を行う。が挙げられた。

 室内の冷房は、外気温との温度差を5度以内にする、冷気を直接肌に当てない、毎日の入浴習慣をつける、暖かいものを食べる、日陰を利用する、など当たり前だがなかなか実行できていない面もあるので、注意が肝要と感じた。

 昨日(17日)は眼科を受診した。眼圧も安定しているといわれた。

 中野阿波市議会議員から6月議会の報告原稿が届いたので、「阿波民報」第5号の制作に取り掛かった。阿波市民の皆さんに、8月から配布できるようにしたい。

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263 朝露にきほひて咲けるはちすばの塵には染(し)まぬ人のたふとさ

264 ちりひぢにしまぬ蓮(はちす)の色見ればもとのゑまひの思ほゆるかも

265 わが宿の池のはちすの白露にほそをならべて咲きにけらしも

266 あまのくむしほのり坂をうち越えてけふの暑さを来ます君はも

267 君ませば水無月の日もあしひきの山の高嶺にのぼりこそすれ



 

あわ9条の会、B型肝炎訴訟大阪裁判期日、「わが愛する山々」(深田久弥・ヤマケイ文庫)、月下美人・十三夜美人咲く

 7日(日)は8時半からマルナカ柿原店前で、恒例の9条守ろうのアピール行動を行った。今回は、用事がある人も多く6名の参加だった。暑かったが、それでも時には風も吹いて、なんとか45分の宣伝を行えた。10日(水)の夜は、我が家であわ9条の会の事務局会議があった。展示行動(原爆パネル・徳島大空襲パネル)の報告と今後の展示予定が報告された。

 この晩、月下美人、十三夜美人が咲いた。義弟の息子の嫁さんは阿波踊りをしている。今年の踊りのテーマは「月下美人」だということで見に来たが、夕方だったのでまだ咲いていない。踊りのイメージを考えるためにあげることにした。

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 順番に、月下美人月下美人、十三夜美人、水草。昨晩も咲いた。連夜、楽しませてくれている。

 12日(金)は大阪地裁でB型肝炎訴訟の裁判期日であった。土成から高速バスで梅田まで行った。被害者数で41名、原告数で43名がこの日和解した。

 今回の意見陳述は2名であった。原告番号4141番の男性は70歳過ぎ。京都で生まれ大阪で育ち、大学卒業後は東京で仕事をした。1993年ころに職場の検診でB型肝炎ウイルスに感染していることが判明したが、無症候性キャリアの状態であった。退職後、本籍地の彦根に移ったが慢性肝炎であることが解った。ずっと感染していることを家族には知らせていなかったが、家族は理解してくれた。彼は、B型肝炎による給付制度があることの広報、B型肝炎感染後の除斥期間(20年)の不当性を主張し、国の再考をもとめた。仕事のほかに民生委員もしておりその任期がすんだら、B型肝炎患者全体のために活動したいと述べた。頼もしい限りである。

 もう一人の原告は徳島から来た70歳代の女性であった。徳島で行われたB型肝炎訴訟の説明会に参加されている。彼女がB型肝炎ウイルスに感染していることが解ったのは、1978年に次男の妊娠中の検診からであった。当時は、オーストラリア抗原と呼ばれていたから、旧い話である。徳島肝炎の会ができたのは1980年であった。当時であったから、今では考えられないような対応であった。B型肝炎には誤解・偏見があるので、このウイルスが原因で家庭内騒動が起こるケースもあると、医師から言われている。農家の嫁なので、仕事もし、家事もし、舅・姑の世話もしなければならない。「忙しい時には朝5時前に起きて、夜中の1時2時くらいに寝るような生活です。座れるのは食事の時と寝るときだけというような生活でした。」と話した。ご主人が理解のある人で、家庭内騒動が起こることはなかったのが幸いであった。子どもたちの感染には大変気を使った。40歳半ばで発症しそれでも家族の協力を得て、闘病した。しかし、子どもも肝炎を発症している。肝がんも発症して何度も手術を受けている。彼女は国に、「すべての方の一日も早い和解、救済が実現するよう関係者の方々のご尽力」を求めている。大変な病状にもかかわらず、明るく前向きに生活していることがよく理解された。国の責任は重大である。

 弁護団は、除斥期間の適用の不当性について、意見陳述した。

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 読みかけの「わが愛する山々」を、往復の高速バスの中で読んだ。深田久弥が1960年前後に登った山が紹介されている。「日本百名山」の元になる山行である。今でも大変なのに、60年ほど前の登山は登山口に行きつくまで、整理されていない登山道、その大変さを楽しみながら登るのだから、私のようなやっつけで登っている者にとっては称賛しかない。徳島の剣山は1958年7月の山行であった。残念ながら大雨と雷鳴で、この時は登頂をあきらめている。黎明期の登山の先達がいろいろ登場するが、こういう人たちのおかげで今の安全な登山が成り立っている。

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258 わが庵は森のしたいほいつとても浅茅のみこそおひしげりつつ

259 この宿にわれ来てみれば夏木立しげりわたりぬ雨のとぎれに

260 よもぎのみしげりあひぬるわが宿はたづぬる人も道まよふらし

261 夏草は心のままにしげりけりわれいほりせむこれの庵(いほり)に

262 みあへするものこそなけれ小瓶(をがめ)なる蓮(はちす)の花を見つつしのばせ